【犬のシャンプーの頻度】犬のシャワーの回数・やり方/子犬のシャンプーはいつから?

犬のシャンプーの目的/ノミ・ダニの除去やきれいな被毛を保つために必要

犬のシャンプーの目的/散歩中についたノミ・ダニを除去する

犬は体の大きさによっても、運動量は違ってきますが、運動不足、ストレス解消に散歩は欠かせなくなっています。
散歩中にノミやダニなどに寄生されやすくなるので、定期的なシャンプーは欠かすことができません。
犬は猫とは違って、体をなめて清潔にする習慣はありません。
皮膚に埃や雑菌が付いてしまうと、悪臭や皮膚炎などの原因になってしまいます。
定期的に動物病院に通院をさせて、ノミ、ダニ駆除を行うことが大切です。
犬の被毛は温かいので、ノミやダニなどが繁殖しやすくなります。
犬用シャンプーを使って、体を洗ってあげることで皮膚や被毛を清潔に保つことができます。
ノミやダニなどの繁殖を抑えるために、シャンプーをする必要があります。
ノミやダニに寄生されると、皮膚炎や脱毛の原因になるので気を付けてあげましょう。

犬のシャンプーの目的/皮膚疾患の予防や早期発見(健康管理)

犬は人間に比べると皮膚が薄いため、大変デリケートなので、皮膚炎や脱毛などの原因になってしまいます。
皮膚に付いた汗や皮脂、埃、汚れなどをシャンプーで、取り除いてあげることで皮膚炎や脱毛を予防することができます。
シャンプーをする習慣があると、皮膚や被毛のチェックを頻繁に行うようになります。
皮膚の赤みや湿疹、脱毛などの異常を早期発見できます。
シャンプーをする前に、毛の絡まりをほぐすためにブラッシングは欠かせなくなっています。
ブラッシングをしている時に、皮膚の異常が発見できるので、健康管理がしやすくなります。
頻繁に痒がっている場合は、ノミやダニが発生している可能性があります。
動物病院で薬剤を処方してもらい、定期的に駆除をしましょう。

犬のシャンプーの目的/スキンシップ、信頼関係を作る

現代は男女を問わず、仕事やアルバイトで忙しい人が増えており、犬と良好な関係を保つためにふれあいを大切にしたい人が多いです。
犬と信頼関係を築きたい場合は、シャンプーでコミュニケーションを取るのがお勧めです。
犬は皮膚に埃や雑菌が付いてしまうと、悪臭や皮膚炎などの原因になってしまいます。
シャンプーが苦手な犬が少なくないですが、ブラッシングは大好きな犬が多いです。
毛の絡まりをほぐしたり、ノミやダニなどを発見するために、優しくブラッシングをしてあげると良いでしょう。
飼い主さんとスキンシップをすることで、犬に信頼をしてもらえます。
最初はシャンプーを嫌がりますが、慣れてくると嫌がらないようになります。
シャンプーの時間は、大切なコミュニケーションが取れます。

犬がシャンプーを嫌がる!?犬はシャワー・お風呂が嫌い?

犬がシャンプーを嫌がる理由1/シャワーやドライヤーなどの音が怖い

犬がシャンプーを嫌がる原因を知っておきたい人が増えています。
犬は人間に比べると、聴覚が敏感なのでドライヤーやシャワーの音が、人間よりも大きく感じることが多いです。
犬はドライヤーやシャワーの音が苦手なので、音が静かなドライヤーを選んだり、シャワーヘッドを選ぶようにすると良いでしょう。
最初はシャンプーを嫌がることがありますが、慣れてくるとおとなしくなります。
長毛種の場合は、定期的にペット美容のサロンに連れて行っている人が多いです。
ペット美容のスタッフに慣れている犬は、ドライヤーやシャンプーの音を怖がらない傾向があります。
飼い主さんがシャンプーに慣れていない間は、ペット美容に連れていき、音に慣れさせておくのがお勧めです。

犬がシャンプーを嫌がる理由2/顔に水がかかるのが怖い

犬は基本的には、泳ぐことができるので水を嫌がらないことが多いです。
子犬の場合は、まだ水に慣れていないのでシャンプーを怖がることがあります。
まずは水に慣れることが大事です。
シャンプーをする時は、まずは脚やボディーにゆっくりと水を掛けていきます。
脚やボディーの場合は、子犬でも濡れるのを嫌がらないことが多いです。
子犬はもちろんですが、成犬の場合でも、顔に水が掛かるのを嫌がる傾向があります。
頭部に水を掛ける時でも、顔を濡らさないように慎重に行うことで、シャンプーを嫌がらないようになります。
顔に水が掛かると恐怖心や不快感を感じることが多いので、顔だけは後でボディータオルなどで拭いてあげると良いでしょう。
いきなり水を掛けるのは厳禁です。

犬がシャンプーを嫌がるときの対策1/水に慣れることからはじめる(お風呂場で遊ぶ、おやつを食べるなど)

子犬はまだ、水に慣れていないので恐怖心を感じており、シャンプーを嫌がることがあります。
シャンプーを嫌がる時の対処法は、水に慣れさせることです。
いきなりシャワーの水を掛けるよりも、浅いたらいなどを置いておき、水で遊ばせるなどの工夫が必要です。
水に慣れさせることで、シャワーの音を怖がらないようになります。
最初はお風呂場に、おもちゃを持っていき、遊んであげることでコミュニケーションが取れます。
犬におやつやペットフードを用意しておき、お風呂場で食べさせることで、お風呂を嫌がらないようになります。
犬がシャンプーを嫌がる時は、無理じいはせずに、遊んであげたり、おやつをあげるなどの対策をしておくと良いでしょう。
お風呂を楽しい場所にする工夫が必要です。

犬がシャンプーを嫌がるときの対策2/足だけ洗うことからはじめる(お風呂を嫌いな場所にさせない)

犬がシャンプーを嫌がる時は、お風呂場を嫌いにさせない工夫が必要です。
シャワーやドライヤーの音を嫌がる場合は、音の静かなドライヤー、シャワーヘッドに交換をしておくと良いでしょう。
子犬は水に慣れていないので、いきなりボディーに水を掛けると怖がったり、嫌がることがあります。
水を怖がっている時は、無理にシャンプーを使用とはせずに、脚だけ水を掛けてあげると良いでしょう。
脚は水を掛けても嫌がらないことが多いので、少しずつ水に慣れさせておくことが大事です。
水を怖がる場合は、浅いたらいなどを用意しておき、水に慣れさせるなどの工夫が必要です。
お風呂場に好きなおもちゃを持っていき、すぐにシャンプーはせずに遊んであげると良いでしょう。

子犬のシャンプーはいつからはじめればいい?

子犬のシャンプーをはじめる時期/1回目のワクチン完了後

子犬の1回目の混合ワクチンは生後2~3カ月に打つ

子犬は病気を予防するために、子犬の1回目の混合ワクチンは生後2~3カ月に打つのが一般的です。
子犬のシャンプーは、いつから始めたらよいのか覚えておきたい人が増えています。
3回目のワクチンが完了する生後4か月前後がお勧めです。
子犬はシャンプーや水に慣れていないので、最初は脚やお尻回りだけなどの、部分洗いから始めると良いでしょう。
生後4か月ぐらいになると、骨や筋肉などが発達してくるので、シャンプーを行うのに適した時期になります。
子犬はドライヤーやシャワーの音を、怖がることが多いので、最初はおもちゃやおやつなどをお風呂場に持っていくと良いでしょう。
お風呂場を楽しい場所にすることで、シャンプーを嫌がらないようになります。

ワクチン当日はストレスがかかるため避ける

子犬は病気を予防するために、生後2、3か月ぐらいになると、混合ワクチンを接種する必要があります。
ワクチン接種をした当日は、体調不良が見られたり、発熱をすることがあるので、シャンプーをするのは避けることが大事です。
ワクチン接種をした当日は、安静を心掛けて散歩などをさせないことが大事です。
十分な睡眠や休息を取らせるようにして、体調不良や発熱が見られる場合は、動物病院の獣医師に相談をしましょう。
ワクチン接種をした2、3日後はシャンプーをしても良いですが、体調が良くない時は、1週間以上空けたほうが良いでしょう。
動物病院の獣医師に、混合ワクチンの接種後は、いつからシャンプーをしてよいか聞いておくと安心できます。

ワクチン摂取の2~3日後のシャンプーがおすすめ

子犬は生後2、3か月ぐらいになると、混合ワクチンを接種する必要があります。
ワクチン接種後は、いつからシャンプーをしてよいか、覚えておくと良いでしょう。
ワクチン接種をした当日は、発熱や体調不良が見られる場合があるので、シャンプーをしないことが大事です。
ワクチン接種をしてから、2、3日を過ぎた頃からシャンプーをすることが可能です。
最初はお尻回り、脚だけなどの部分洗いから始めると良いでしょう。
3回目のワクチンが終わってから、体全体を洗ってあげると良いでしょう。
子犬はまだ、水に慣れていないのでシャンプーを嫌がることがあります。
水を怖がっている時は、無理じいはせずに、お尻回り、脚だけにしておくとシャンプーを嫌がらないようになります。

犬のシャンプーの頻度はどのくらい?シャワーのやり方について

犬のシャンプーの頻度/月に1~2回がベスト

頻繁に洗うと自分の匂いが消えてストレスになる

犬のシャンプーを頻繁に行ってしまうと、犬にストレスを与えてしまうことになりかねません。
なぜなら、犬にとって自分のニオイというのは、自分の存在をアピールするためにとても重要な役割を果たしているからです。
シャンプーをしてしまうと、シャンプーのニオイが身体につくだけでなく、自分のニオイも洗い流されてしまいます。
そうすると犬は自分のニオイを何とか取り戻したいと思ってしまうのです。
頻繁に洗うということは、自分のニオイが何度も消えてしまうということになるので、犬にとってはストレスとなってしまう可能性が高いです。
洗い過ぎには注意してください。
また、シャンプーはできるだけ香りがついていないものを使用してあげるようにしましょう。

頻繁に洗うと必要な皮脂を洗い流してしまい皮膚炎の原因となる

私たち人間もそうですが、洗い過ぎてしまうと肌に必要な皮脂まで奪うことになってしまい、肌トラブルが起こりやすくなったり、肌がかさつくということが起こります。
犬も同じで、洗い過ぎてしまうと必要な皮脂まで取り除いてしまうことになるのです。
必要な皮脂も取り除かれてしまうことで、皮膚炎を引き越しやすくなってしまいます。
犬は人間と違い洋服を着ることも少ないため、常に肌が露出されています。
この状態で、必要な皮脂も奪われてしまっていると、皮膚炎が起こりやすくなるのです。
洗う際は、必要な皮脂を奪うことがないように、犬に優しい洗浄成分のものを選ぶ、ごしごしこすらないということを注意するようにして洗ってあげましょう。

シャンプーの手順1・ブラッシング、毛のからみをほぐす

シャンプーを行う前に必ずブラッシングをしてください。
ブラッシングをせずにシャンプーを行ってしまうと、犬の毛が絡まってしまいます。
絡まってしまうと毛玉になる可能性もあるため注意が必要です。
優しくブラッシングすることで、毛の表面についている汚れも軽く落とすことができるので、シャンプーの時間を短縮することにもつながります。
ブラシのとおりが悪い場合は、手で優しくほぐすようにしながら、絡まりをといてあげてください。

シャンプーの手順2・体からお湯をかけ顔は最後に濡らす

ブラッシングをしたらいきなりシャンプーを始めるのではなく、まずはお湯で予洗いします。
この予洗いを行うことで、汚れをより落としやすくできます。
予洗いでは、身体からお湯をかけてあげてください。
いきなり顔にお湯をかけられると犬がびっくりしてしまいます。
お湯に少しずつ慣れさせるようにしながらかけてあげて、最後に顔にかけます。
顔にお湯をかけられることを嫌がる犬もいますので、嫌がっている場合は、無理やりしないで頭の後ろから少しずつかけてあげましょう。

お湯の温度はぬるめ(38℃くらい)

予洗いをする際のお湯の温度は、38℃くらいが目安と言われています。
ぬるま湯と呼べる温度です。
人間もこれくらいのお湯の温度が心地良くシャンプーができますので、犬も同じです。
人の感覚で少しぬるいなというのが38℃なので、正確に温度計で測る必要はありませんが、手でしっかり確認してから犬の身体や顔にお湯をかけていくようにしてください。
高温で洗ってしまうと、火傷のリスクがありますし、犬もびっくりしてしまいます。

シャンプーの手順3・泡立てたシャンプーで体から洗い最後に顔を洗う

予洗いが終わったら、シャンプーをしっかりと泡立てます。
泡立てていないとシャンプー液が滲みる可能性もあります。
また、泡で摩擦を軽減することで肌に刺激を与えずに洗うことができるので、しっかりと泡立てるようにしてください。
まずは、身体から優しくシャンプーをなじませていきます。
そしてお尻など汚れやすい部分はより丁寧に洗います。
最後に顔にシャンプーをつけて優しく洗ってあげましょう。
泡の色がだんだん黒くなっていくので、汚れが落ちていることが分かります。

シャンプーが目に入らないように注意

シャンプーをする際に気をつけたいのが、目にシャンプー液が入らないようにすることです。
人間も目にシャンプーが入ったらとても痛いし滲みます。
犬も同じなので、注意して洗ってあげるようにしてください。
目の周囲は、汚れが気になる部分でもありますが、シャンプーが入ってしまう可能性があるので、シャンプー液は目の周辺に直接つけることは避けましょう。
お湯で優しく目の周りを洗ってあげるのが良いです。
お湯で流す際もシャンプーが目の方に流れないように注意しましょう。

耳の裏や内側も洗う

犬のシャンプーで洗い忘れてしまいがちなのが、耳の裏や内側です。
耳の裏や内側は意外と汚れが気になってしまう部分です。
丁寧に優しくシャンプーを馴染ませて洗ってあげてください。
泡で包むようにして洗うことで、こすらず優しく洗えます。
シャンプーを流す際は、優しく洗い流しましょう。
耳の内側や裏側は、かぶさっている部分もあるので、その部分は特に丁寧に洗うようにしてください。
耳は持たれると嫌がるワンちゃんもいるので、優しく洗いましょう。

シャンプーの手順4・すすぎは顔から

シャンプーを流す際は、シャワーの水圧を弱めてください。
人間と同じ水圧は犬には刺激が強すぎます。
まずは手でシャワーの圧を確認しましょう。
弱いなと感じるくらいで十分です。
そして顔から優しくすすいでいきます。
この時、犬の身体にシャワーヘッドを密着させるようにして流していきましょう。
こうすることで、お湯の飛び散りを防げますし、ワンちゃんも心地良く感じられます。
シャンプーの成分が身体に残ってしまうと皮膚トラブルの原因になるのでしっかりと洗い流してください。

シャンプーの手順5・タオルドライ&ドライヤー

洗い流したら、しっかりと水気をきります。
ワンちゃんの身体についている水を優しくとってあげることで、タオルドライとドライヤーにかかる時間も短縮できます。
シャワーが終わったら、犬の身体を優しく両手で包むようにして、毛の流れに沿わせて手を滑らせて水を取り除きます。
それからタオルを優しく身体にあてるようにして水を拭き取りましょう。
ドライヤーで毛を乾かす際は、冷風と温風を切り替えながら熱くなり過ぎないように注意して乾かしてください。

シャンプーの手順6・ブラッシング

ブラッシングはドライヤーをしながら行うのがベストです。
手で持つタイプのドライヤーだとブラッシングしにくいので、できれば床に置いて使えるドライヤーを選ぶのが良いでしょう。
ドライヤーの風をあてながら、ブラシで毛並みを整えます。
毛の流れに沿って優しくブラッシングしてあげましょう。
毛を伸ばしながら乾かすようにして、毛玉ができないようにしてください。
特に毛が絡まりやすい犬は注意が必要です。
ブラッシングはマッサージ効果も期待できます。

犬のシャンプーの注意点1・犬猫専用のシャンプーを使用する

犬のシャンプーで注意したい点として、使用するシャンプーを犬専用のモノにするということがあげられます。
人間と同じシャンプーは犬の身体には合いません。
洗浄力が強すぎたり、配合されている成分で皮膚炎を引き起こしてしまう可能性があるからです。
犬専用のシャンプーにすることで、刺激がなくなりますし、洗い上りの毛並みも良くなります。
ワンちゃんもより快適にシャンプーすることができるでしょう。
犬用のシャンプーも種類が沢山あるので、犬種や毛質に合わせて選んでみてください。

犬のシャンプーの注意点2・室内犬でも月に1回のシャンプーをする

外で遊ばせる機会が少ないと、そんなに汚れていないからシャンプーは頻繁にしなくても良いかなと思われるかもしれません。
しかし、室内で飼っている犬でも最低月1回はシャンプーをしてあげてください。
室内で飼っているとはいえ、外に散歩に行くことはあると思いますし、室内もほこりやダニ、見えない菌が浮遊しています。
これらの汚れは犬についています。
汗もかいていますし、排せつ後に汚れている箇所もあります。
こういった汚れがニオイの原因や皮膚トラブルの原因となるので、室内犬もシャンプーは必要です。

犬のシャンプーの注意点3・ペットサロンに行っていても自宅でシャンプーをする

犬のシャンプーはサロンで行っているから自宅では必要ないと思われている方もいるかもしれません。
しかし、サロンでシャンプーをしていても、自宅でもシャンプーは必要です。
サロンに行くのは月に1回や数ヶ月に1回という方がほとんどでしょう。
毎日行く人はほぼいませんし、費用もかかるので頻繁に行くことは難しいです。
サロンの場合、普段できないお手入れをお願いできるので、自宅でできることは自宅でやっておくのがおすすめです。

犬のシャンプーの注意点4・老犬は心臓に負荷がかかるため体調が良い日を選んでシャンプーする

犬のシャンプーは、年齢によっては身体に負担がかかってしまう可能性があります。
老犬の場合は、シャンプーを頻繁に行うのではなく、体調を確認しながら行ってあげるようにしましょう。
どうしてもニオイや汚れが気になるという場合は、ドライシャンプーを行うという方法もあります。
ムリにシャンプーをしてしまうと、身体に負担がかかってしまうので、注意しなければいけません。
体調が良い日を選んでシャンプーしてあげましょう。

犬の被毛をきれいに保つ/シャンプー以外の方法や犬と一緒にお風呂に入るときの注意点

方法1・散歩後はウエットティッシュや濡れタオルで体を拭く

犬を散歩した後はウエットティッシュや濡れタオルで体を拭くようにしましょう。
お散歩したあとは特に足のまわりやおなか周り、肉球、お尻を拭いてあげましょう。
ウエットティッシュや固く絞った濡れタオルで汚れを拭きとってあげるとそれだけで犬もすっきりします。
また、肉球の間の細かい隙間はしっかりと拭いてあげて、そのあとは乾いたタオルで拭いてあげてください。
皮膚に水分が残った状態だと菌が発生して指間炎になるおそれがあります。

方法2・ドライシャンプーを使う

水を使わないドライシャンプーは子犬や老犬におすすめです。
お風呂は犬にとって体力を消耗します。
子犬や老犬など体力がない犬を清潔にきれいにするにはドライシャンプーがおすすめです。
また部分的に汚れている足やお尻だけ洗いたいときにも犬にとってストレスを少なくしてシャンプーすることができます。
ドライシャンプーは種類も豊富で、クリーム状の泡でシャンプーできる泡タイプや直接体に吹き付けるスプレータイプ、毛に刷り込んでブラッシングするパウダータイプ、ウエットティッシュのようなシートタイプがあります。

方法3・湯シャンする(シャンプーを使わなくてもお湯で汚れは落ちる)

アトピーの犬や子犬をシャンプーする時にシャンプー剤を使うのはちょっと気になるという人はお湯だけで洗っても汚れはある程度落とすことができます。
シャンプーを使わない場合ごしごしと体を洗ってあげたり、シャンプー剤のすすぎのために何度もお湯をかけてあげる手間が省けるので、飼い主さんにも犬にもストレスのすくないシャンプー方法です。
この時、お湯の温度は37℃くらいに設定してあげましょう。
自分の手にお湯をかけたときにぬるいと感じるくらいが適温です。

方法4・毛並みや毛艶を良くするドッグフードを選ぶ

毛並みが気になるときは毛並みを良くするドッグフードを選んで食べさせましょう。
毛並みが悪くなる原因は栄養不足や栄養の偏りが原因です。
おやつの与えすぎにも気を付けましょう。
およそ1~2か月で毛並みの改善が実感できます。
即効性はないものの1~2か月は同じものを与えて様子を見てあげてください。
毎日の食生活の改善が大切です。
毛並みをよくするドッグフードを2か月以上与えても改善が見られず毛並みが悪化していく場合には内臓の病気も考えられるため動物病院で医師に相談してみてください。

質の良いタンパク質が多く含まれているものを選ぶ

毛並みを良くするためには足りない栄養素を補ってあげる必要があります。
毛並みが悪くなってしまっている場合たんぱく質が不足している場合があります。
良質なタンパク質は筋肉や皮膚、骨、被毛のもとになります。
タンパク質には動物性のものと植物性のものがありますが、犬は植物性のたんぱく質は上手に消化ができないため、肉や魚から摂取できる動物性たんぱく質を与えて毛並みをよくしましょう。
ドックフードも質の良い動物性たんぱく質が多く含まれているものを選んで与えてください。

【ロイヤルカナンの口コミ】ドッグフードの評判・評価は?食べてはいけない!?

不要な成分が無添加のものを選ぶ(香料・甘味料・着色料など)

毛並みが気になるときには添加物が少ないドックフードを与えてみましょう。
人口添加物を過剰に摂取すると犬の胃腸に負担をかけ、消化を悪くして栄養の吸収を阻害します。
特にソルビトールなどの甘味料や二酸化チタンなどの着色料は無意味な添加物であるためこれらが入っていないドックフードを選んで犬に与えてみましょう。
その他の添加物はできる範囲で避ければ大丈夫なので過剰に反応せずに、購入する時にもあまり気にしなくてもよいでしょう。

【ブッチの口コミ】ドッグフードを与える量は?食べない?評判は?

腸内環境を整える成分配合のものを選ぶ(乳酸菌・オリゴ糖など)

毛並みを改善するためには消化を助ける成分が入っているかもドックフードを選ぶポイントにしてください。
乳酸菌は犬のおなかの調子を整えます。
また、オリゴ糖はビフィズス菌の餌になるため、オリゴ糖入りのドックフードもおすすめです。
毛並みを整えるだけでなく下痢や便秘の予防、アトピー性皮膚炎にも効果が期待できます。
人間も犬も腸内環境を整えることは体調管理に大切なことです。
乳酸菌やオリゴ糖が入っているものを1~2か月与えて効果をみてみてくださいね。

【モグワンの口コミ】ドッグフードの評価・評判は?悪評はある?

注意点・犬と一緒に湯舟につかるのはNG!(人獣共通感染症のリスク)

犬と一緒に人間が湯舟につかるのはよくありません。
なぜなら、犬は動物であるため人獣共通感染症にかかる恐れがあるからです。
犬から人に感染する病気も多数ありそれに感染するリスクが増えてしまいます。
犬には犬や猫にしかいない回虫もいます。
また、人間にとって適温の42~43度のお湯は犬にとっては熱すぎます。
犬にとって最適な温度の37度前後は人間にとってはぬるいまたは少し冷たいと感じます。
湯舟に一緒に入るのはお互いにとってメリットがないためやめましょう。

パスツレラ症とは

パスツレラ症とは犬の75%、ネコではほぼ100%口の中に病原体がいると言われています。
このため、かまれたり、引っかかれたり、なめられたりすると感染する病気です。
感染しても人間は無症状の人が多いですが、基礎疾患がある人では肺炎になる場合や発赤,疼痛があらわれる場合があります。
症状が出たら、病院を受診しましょう。
抗生物質の飲み薬を処方されます。
状態にもよりますが、数日~1週間程度で快方に向かうことが多いです。

皮膚糸状菌症とは

白癬などとも言われており、犬が発症するのは、白癬菌の一種である犬小胞子菌の寄生によっておこる病気です。
感染する部位によって症状が変わりますが、一番多いのは足に感染して水虫になることです。
一匹が感染している場合、一緒に飼っているネコや犬にもうつります。
また、水虫の人が足でペットに触れた場合人間から犬や猫にうつってしまうこともあるので気をつけましょう。
飼っている犬の皮膚に脱毛や発疹の症状が見られたら、動物病院に連れて行くようにしましょう。
塗り薬や飲み薬が処方されます。
また日頃から飼育環境や皮膚を清潔にしておくことも、皮膚糸状菌症の予防につながります。

トキソカラ症とは

犬や猫のおなかにいる回虫が原因で発症する病気です。
犬が感染していても症状が現れない場合がほとんどですが、子犬の時に成虫が寄生した場合は、元気がない、発育不良、毛づやの悪化、食欲不振、便秘、下痢、腹痛、嘔吐を起こすことがあります。
母犬から子犬に母子感染することもあります。
これらの回虫が人間に感染した場合、発熱や全身の倦怠感、食欲不振などがあります。
肺で発症した場合、咳や喘鳴になり、脳に達すればてんかん様発作の原因となると言われています。

犬のシャンプーの頻度・やり方のまとめ

犬のシャンプーの頻度は1か月に1回程度で大丈夫です。
においが気になったり、汚れが気になる場合は、ウエットティッシュや濡れた布で汚れた部分を拭いてあげるとすっきりしますよ。
また、ドライシャンプーや湯シャンも犬に負担がかからずに、子犬や体力や免疫力が落ちている老犬におすすめです。
毛並みが悪い時は栄養素の偏りによるものも多く、ドックフードの見直しをしてみましょう。
動物性たんぱく質が入っているか、人口添加物が入っていないか、オリゴ糖や乳酸菌が入っているかなどを確認して、1,2か月新しいドックフードを食べさせてみて毛並みが改善するか試してみましょう。
それでも改善しない場合は別の要因が考えられるため一度動物病院に行ってみることをおすすめします。
犬と湯舟に一緒に入りたいと考える飼い主さんもたくさんいると思いますが、人獣共通感染症のリスクがあるためおすすめできません。

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