【犬に手作りご飯はよくない!?】ご飯の量・味付け・栄養などの基本/注意点について

犬に手作りご飯はよくないって本当?よくないと言われる理由について

犬 手作りご飯 よくない

理由1・犬に与えてはいけない食材が混ざることがあるから

人間と犬の食べるものが同じでも問題ないというイメージを持っている方もいます。
しかし人間が食べても問題ない食べ物であっても、犬に与えて良い食材とは限りません。
玉ねぎやネギ類、生卵など犬に与えてはいけない食材が多くあります。
大切な愛犬のためを思って作った食事であったとしても、手作りだと与えてはいけない食材が混ざってしまうケースも見られます。
手作りのご飯を与えたい場合であれば、最初に与えて良い食材を確認するところから始めましょう。
トッピングなどでも使える食材を把握しておくためにも、犬が食べていい食材と食べてはいけない食材をしっかりと把握しておくことが大切です。
また犬にもアレルギーがあるので与える食材選びでは注意が必要です。

以前は人間の残飯を与えるのが一般的だった

犬の食事=人間の残飯というイメージを持っている方もいるかもしれません。
確かにドッグフードが普及する前の時代は、犬の食事に人間の残飯を与えることが一般的でした。
今でも残飯を犬に与える方もいますが、その場合には犬が食べてはいけない食材を含まないように注意して与えることが必要です。
特に玉ねぎやねぎ、お菓子類などは避けて、犬に与えても良い食材だけで作られた料理が余った場合のみ、残飯を犬に与えるか検討するのも1つの手です。
ただし残飯をそのまま与えてしまうと、犬には味が濃いなど別の注意点も存在しています。
犬にご飯を与えるときに注意するべき点を1つずつ確認したうえで、問題なく与えられる場合のみ残飯をご飯としてあげるようにしましょう。

理由2・栄養バランスが乱れるリスクがあるから

犬の健康を考えて手作りのご飯を与えているという方もいます。
しかし健康を考えてご飯を手作りしているつもりでも、それが犬の健康につながっていない可能性もあります。
例えば肉さえ与えておけばいいという誤ったイメージから、お肉中心の食事を与える方も見られます。
しかし犬は肉食ではなく雑食なので、肉だけを食べていると栄養バランスが乱れるリスクがあります。
手作りのご飯を与えたいという場合には、特定の食材だけに偏ることがないように、全体の栄養バランスを考えて食事を用意することが大切です。
手作りだと犬の好みの食材が中心になって栄養バランスが偏ってしまう方も多いので、全体のバランスを考えながらさまざまな食材を与えることが大切という点も押さえておきましょう。

人間に必要な栄養バランスと犬に必要な栄養バランスは異なる

普段家族の食事の栄養バランスを考えているので、犬の食事を手作りしても問題ないというイメージを持っている方もいます。
しかし家族の食事で手作りに慣れている方であっても、犬にぴったりの食事が作れると限りません。
実は犬と人間だと、必要な栄養バランスには違いがあります。
必要な栄養バランスが異なっているため、人間を基準に栄養バランスを考えた手作りの食事を用意してしまうと、犬の成長や機能の維持に必要な栄養素を十分に摂取できなくなるかもしれません。
実際に手作りの食事を用意したい場合であれば、最初に犬が必要な栄養バランスを確認するところから始めましょう。
年齢や犬種、体重別に必要な栄養素は異なるので、個別に確認していくことが大切です。

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犬に必要な栄養バランス/たんぱく質25%・脂質15%・炭水化物60%

犬の平均的な食事における栄養バランスは、環境省の発行している「飼い主のためのペットフード・ガイドライン」に記載があります。
ここでポイントとなるのが、必要な栄養バランスはたんぱく質が25%、脂質が15%、炭水化物が60%だという点です。
日本人の食事で必要な栄養バランスだと、たんぱく質が18%で脂肪が16%、そして炭水化物が66%です。
このように犬と人間では必要な栄養バランスに違いがあるため、同じ食事を与えると犬に必要な栄養バランスが十分に摂取できなくなる可能性があります。
市販のドッグフードは犬に必要な栄養バランスを考えて作られているので、自分で栄養バランスを考えるのが大変という場合には、市販のドッグフードの利用を検討するのも1つの手です。

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犬は人間よりも多くのたんぱく質が必要

人間と犬で必要な栄養バランスを比較した場合に注目するべき点の1つが、栄養バランスで考えると犬は人間より多くたんぱく質を摂取する必要があるという点です。
たんぱく質はエネルギーの供給源としての役割だけではなく、皮膚や被毛などの原料としての役割も担っています。
また必須アミノ酸について考えた場合も、人間は9種類なのに対して犬は10種類が必須アミノ酸になっているため、必須アミノ酸も含めたたんぱく質を食事からしっかりと摂取できるようにすることが大切です。
たんぱく質が不足すると、筋肉量が減少するだけではなく、皮膚や被毛のトラブルにつながるリスクがあります。
また食欲不振や貧血などにつながる可能性もあるため、バランスを考えながらたんぱく質もしっかりと摂取できるようにしましょう。

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人間の食事は犬には炭水化物が多すぎる

人間の食事と犬に必要な食事の栄養バランスを考える場合に注意が必要なポイントの1つが、炭水化物です。
特に人間と犬が同じ食事をしている場合、同じ内容の食事だと犬は炭水化物を摂取しすぎる可能性があります。
犬にとって人間の食事だと炭水化物が多すぎるのです。
炭水化物の過剰摂取は、身体に脂肪が蓄積して肥満につながる可能性もあります。
また肥満は骨や関節の病気などにつながるリスクもあるため、炭水化物の与えすぎには注意が必要です。
人間が食べるお菓子やパンなどを犬のおやつとして与える方もいますが、お菓子やパン類には炭水化物が多く含まれている場合が多いため、犬にはなるべく与えないようにしましょう。
ただし炭水化物が極端に少ないと、赤血球にエネルギーを供給するために必要なグルコースが不足する可能性があるため注意が必要です。

犬の手作りご飯のメリット/犬にとってよいことについて

犬 手作りご飯 よくない

メリット1・家にある材料で作れるため経済的

余った野菜や肉を使えるから食材を余らせることがない

犬に手作りのご飯を与えるメリットの1つが、食材の無駄を防げるという点です。
人間のご飯を作るのと一緒に犬のご飯も用意することで、余った野菜や肉を犬のご飯にして食材を余らせずに使うことが可能です。
例えばキャベツの外側の葉っぱや芯の固い部分を犬のご飯にして、内側は家族の食事に使うのも1つの手です。
また肉は家族用のものだけ味をつけて、犬用は味をつけずにゆでただけのものを使うことで、個別に食材を購入する手間が省けます。
ほかにもりんごをむくときに、皮の部分だけ犬に与えることも可能です。
余った野菜や肉を捨てずに犬に与えることは、食材を余らせて捨てることを減らせるため、食品ロスを減らすというメリットにもつながる行為です。

メリット2・愛犬と同じメニューを食べることで家族の一員という意識が高まる

大切な家族の一員である犬のため、市販のドッグフードではなく手作りのご飯を与えたいという方もいるでしょう。
手作りのご飯を用意するとき、家族と同じメニューにすることで、家族の一員という意識が高まるかもしれません。
もちろん犬には与えてはいけない食材や人間とは必要な栄養バランスが異なるなどの注意点がありますが、同じメニューや食材を使ったご飯にすることで、大切な家族の一員だと意識しやすくなります。
実際に同じメニューにしたい場合には、メインの鶏肉をわけて食べたり、同じ野菜を使ったご飯にしたりするのも1つの手です。
同じ食材を使って犬用と人間用の食事を同時に用意することができるため、忙しい方でも時間をかけずに手作りのご飯を用意しやすくなります。

犬は味付けは不要!塩分には注意が必要

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人間の食事と一緒に犬のご飯も用意したいと考えている場合、特に味付けに注意して用意することが欠かせません。例えば焼きそば用のキャベツや豚肉を与えたいという場合には、味を付けた後のキャベツや豚肉は、犬が塩分の取りすぎになってしまう場合があるため注意が必要です。犬用のご飯を用意するときには味付けは不要なので、食材そのものの味を大切にしたメニューを用意するようにしましょう。特に塩分は摂取しすぎると何らかの健康被害につながるリスクがあります。人間用の食材と一緒に調理したいなら、味をつける前に犬用の食材だけ取り分けることが大切です。味付けに注意して用意することで、犬も安心して摂取できる手作りのご飯が用意しやすくなります。

メリット3・ドライフードよりも水分をたくさん取れる

手作りで犬の食事を用意するメリットの1つが、水分を摂取しやすくなるという点です。
ドライフードを食べている犬は、総合栄養食のドッグフードを主食にしているので栄養バランスは問題ありません。
しかしドライフードは乾燥しているため、水分の含有量が少なめです。
水分の含有量が少ないことで、ドライフードが中心の食事をしている犬は、水をしっかりと摂取しないと水分不足になってしまう可能性もあります。
ですが手作りの犬のご飯の場合、ドライフードと比較して水分がたくさん取れる可能性が高くなります。
十分に水分を摂取できる食事を与えることで、生命維持に必要な水分をしっかりと摂取しやすく、犬の健康維持にもつながるかもしれません。

食事の水分が多いため便秘の予防につながる

手作りのご飯は、ドライフード中心の食事と比較すると水分の含有量が多くなります。
そして水分の含有量が多いことは、犬の便秘防止につながる可能性があります。
水分不足が原因で、犬も便秘状態になってしまうことがあります。
そこで水分がしっかりと摂取できる食事に切り替えることで、便秘を防ぎお通じがよくなるかもしれません。
また手作りのご飯では、食物繊維などを含むお通じが良くなる食材を摂取させやすいというメリットがあげられます。
水分不足を防ぎ食物繊維などの便秘解消につながる食材を積極的に摂取できる環境を整えて、犬の便秘を防げるようにしましょう。
ただし食材や栄養バランスが偏ると、便秘の原因につながってしまう可能性もあるので注意しましょう。

メリット4・健康状態や年齢に合わせて固さや量などを調整できる

犬が必要な栄養素は、健康状態や年齢によって異なります。
成長期のころに必要な栄養素と成犬になってから必要な栄養素などには違いがあります。
犬のご飯を手作りすることで、健康状態や年齢に合わせたご飯の用意が可能です。
歯が生えてくる前の子犬や高齢犬の場合には、固い食事だと食べにくいこともあるでしょう。
そこで少し柔らかめのご飯が用意できるのも、市販のドッグフードではなくご飯を手作りすることならではのメリットです。
そして体調が悪いタイミングだと、普段より食べる量が少なくなるかもしれません。
様子を見ながら与えるご飯の量を調整しやすいというメリットもあげられます。
便秘気味なら食物繊維を摂取させる、暑い日には水分不足にならないようなメニューにするなどの調整がしやすいのもポイントの1つです。

食欲がないときは柔らかい食事の方が食べやすい

犬が風邪をひいたり夏バテをしたりしているなどの理由で、普段より食欲がないということもあるでしょう。
食欲がない場合には、普段通りの食事だと食べにくいというケースも見られます。
そこで手作りのご飯を用意するのであれば、普段より柔らかい食事を用意するのも1つの手です。
人間でも風邪を引いたときは白いご飯をそのまま食べるより、お粥のほうが食べやすいと感じることもあるでしょう。
同じように、犬も体調が悪いときには柔らかい食事のほうが食べやすくなります。
手作りなら柔らかい食事を用意するなどの調整がしやすくなります。
食材の組み合わせを工夫することで、犬の体調に合わせた食事を用意しやすいというポイントも押さえておきましょう。

老犬で飲み込む力がない場合は柔らかい食事の方が食べやすい

犬も年齢を重ねるとともに、噛む力弱くなってしまうことがあります。
また飲み込む力そのものが弱くなって、若いころに好きだった食べ物が食べられなくなってしまうケースも見られます。
そこで老犬の食事を用意するなら、固いものは避けて柔らかいものを中心にするのも1つの手です。
固いものは食べにくくなった老犬であっても、柔らかい食事なら摂取できるかもしれません。
また老犬の場合、味や匂いを感じにくくなったことで、今までと食の好みが変わってくることもあります。
老犬の食の好みの変化に臨機応変な対応ができるのも手作りでご飯を用意することならではの強みです。
老犬の体調は日々変化しているので、様子を見ながらその日に合った手作りのご飯を用意できるようにしましょう。

メリット5・アレルギーや嗜好に合わせることができる

人間と同じように、犬にもアレルギーがあります。
市販のアレルギー用のドッグフードを購入するという方法もありますが、アレルギー用のドッグフードは、ほかのものと比較すると金額が高めです。
そのため低コストでアレルギーを考慮した食事を用意するために、犬のご飯を手作りするのも1つの手です。
また犬の嗜好に合った食事を用意しやすいというメリットもあげられます。
野菜が好きな犬であっても、キャベツが好きな犬もいればカボチャやサツマイモを好む犬もいます。
鶏肉が好きな犬もいれば、豚肉のほうが好みという場合もあるでしょう。
このような好みに合った食事を用意することで、犬が食事の時間を楽しみに生活しやすい環境を作ることにもつながります。

手作りご飯なら原材料が分かるためアレルギー物質を完全に排除できる

犬がアレルギーだというときに大切なポイントの1つが、アレルギー物質が何か把握することです。
アレルギーであることがわかっていても、アレルギー物質が何かわからないと何に気を付けて食事を用意したらいいのかわかりにくくなります。
手作りご飯の場合、何が含まれているのが原材料がはっきりとわかっているものを与えられます。
少しずつ原材料が異なる手作りご飯を用意していくことで、アレルギー物質を特定し、今後の食事で何に注意したらいいのか把握できます。
原材料を調整しやすいのは、手作りご飯ならではの強みです。
その強みを活かしたうえで、犬のアレルギーに注意しながら、犬の好みだけではなく健康を考えた食事を用意しましょう。

犬の手作りご飯のデメリット/犬にとって害になる可能性があるもの

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デメリット1・長期保存ができない

手作りご飯は飼い犬の状態などに合わせてご飯を与えることができ、新鮮な食材を使ったり余計な添加物を抜いたりできるので、愛犬の健康に良い反面、鮮度の良さゆえに長く保存しておくことが出来ないことが難点となります。
もし保存期限が切れていることに気づかず、鮮度が落ちてしまったものを食べさせてしまうと、健康に気遣って作ったものが逆に愛犬の健康に害を与えてしまう可能性も出てきてしまいます。
そのため、作ったご飯の保存期限を飼い主がきちんと把握することが大切となります。
その上で、保存可能な期間中に食べきれる量のご飯を毎回きちんと考えて作り、せっかく作ったご飯を腐らせてしまわないように消費していかなければなりません。

ドライフードに比べて痛むのが早い

ドライフードは簡単で便利に与えられ、かつ安く購入できることを売りにしています。
そのため、長期間保存が出来るように酸化防止剤などの添加物が使用されています。
添加物が使用されていることで酸化やカビの発生を防ぎ、風味を保つことが可能となっています。
このような添加物の効果のおかげで、ドライフードの賞味期限は開封後1ヶ月ほどとなっています。
それに対して、手作りご飯は健康面に重視して作られるため、添加物が使用されていても最低限のものとなってしまいます。
そのため酸化が早く、風味もどんどん落ちていきます。
ゆえに、冷蔵保存の場合は当日又は翌日まで、冷凍保存の場合は1週間以内に消費しなければなりません。
ドライフードと比較するとあきらかに痛むのが早いと言えます。

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手作りできない時のためにドライフードも食べられるようにしておくと安心

いくら愛犬の為とはいえ、飼い主の体調や事情によっては手作りご飯を作れないこともあるかと思います。
そんな時には、やはりドライフードに頼るほかありません。
しかしその際に、手作りご飯に慣れてしまっているとドライフードを嫌って食べてくれない可能性も十分にあります。
市販のドライフードでも、もちろん必要な栄養や味は保証されていますが、どうしても味や食感などは手作りご飯に比べて劣ってしまうという部分は否めません。
そうした部分を毛嫌いして食べてくれないと、手作りご飯を作れない状況にいる以上は愛犬が食べるご飯が無いという状態に陥ってしまうこととなります。
そのような状況は飼い主にとっても愛犬にとっても困ってしまう為、日頃からドライフードも食べられるようにしておくことが重要となります。

デメリット2・準備に手間がかかる

犬の手作りご飯といえど、作業面で見れば人間のご飯を作ることとそんなに差がありません。
しかし、人間と犬とでは体の作りが異なるため、むしろ人間のご飯を作るよりも栄養面や食材、衛生面にも気を使わなければなりません。
生半可な作り方をすると、愛犬の栄養バランスを崩し、むしろ悪影響になります。
そのため栄養面を考えた手作りご飯を作ろうとすると、使う量に対して食材を大量に買わなければならなかったり、衛生面を考えると人間のご飯とは別のタイミングと場所で行わなければならなかったりと、いざやってみると想像以上の手間とコストがかかってしまいます。
日々忙しい現代人にとっては、実際始めてみたもののそこに割ける時間がなく、断念してしまう人も多いようです。

作り置き(冷凍)にすると便利

手間や時間、コストがかかるにも関わらず、保存期間が短いのが手作りご飯の特徴です。
そのままの状態だと当日中、もしくは翌日には消費しなければなりません。
しかし、せっかく手間も時間もかけたのですから長持ちさせられるならそうしたいと思う飼い主の方が多いのではないかと思います。
そこでおすすめしたいのが、冷凍での作り置き保存です。
犬のご飯といえども食材や調味料は人間が食べるものと同じものを使用しているので、もちろん冷凍保存が可能となります。
冷凍保存をした場合、保存期間は1週間ほどとなります。
冷蔵の場合だとほとんど毎日作ることとなるので、そちらに比べると1週間分作り置きが可能となり、手間も負担も軽減できます。

デメリット3・犬の栄養やカロリーについての知識が必要

犬と人間では体の大きさや作りが違う上、もちろん内臓関係の作りも異なってくるため、人間のご飯を作ることと同じ感覚で犬のご飯を作ってしまうのは、健康を気遣っていたはずなのに逆に健康を損なわせてしまったという事態になってしまう可能性があります。
愛犬が体調を崩してしまったため病院へ連れて行ったら、飼い主の作った手作りご飯が原因で体調不良を引き起こしてしまっていたというケースも少なくありません。
このように、知識がないまま手作りご飯を作って与えてしまうと、大事な愛犬を危険に晒してしまうこともあることを理解しておくことが大切です。
ゆえに、まず犬の栄養学などをしっかり学び、確かな知識を身につけた上でご飯を作る必要があります。

体重や年齢などで必要なカロリーを把握しておきましょう

人間が年齢や身体状態によって摂取すべきカロリーが違うことと同様に、犬も体重や年齢によって摂取すべきカロリーが違います。
ですが、人間と違う部分もあります。
それは、人間は自分のカロリーを自分自身で調整することが出来ますが、犬は基本的に出された食事をすべて食べてしまう傾向にあるところです。
そのため、大切な愛犬が太りすぎたり、瘦せすぎたりしないように、飼い主自身がきちんと必要なカロリーを計算して食事を与え、健康状態を管理してあげる必要があります。
いくら自分の愛犬が可愛いからと言って、美味しい食事を沢山与えてしまいがちな飼い主も少なくありませんが、愛犬にとってはそれが健康を害することとなってしまうので注意する必要があります。

定期検診は欠かさずに

人間と同様に犬も定期的な健康診断を行うことは大切です。
なぜかというと、人間と違って犬は言葉を話せず、自分の不調を飼い主に伝えることが出来ません。
あまりに体調が悪そうであれば飼い主が気づくことも出来ますが、それ以外の場合は飼い主が愛犬の隠れた不調に気づくことは非常に難しいです。
そのため、定期的に健康診断に連れて行ってあげることで、隠れた不調に気づいてあげることも出来ますし、今後の不調に繋がりそうなことを見つけることも出来ます。
また、体調が悪い原因を知るために検診に行くというイメージが強いですが、むしろ健康な状態で健康診断を受けておくことで愛犬の健康の基準を知ることができ、今後その基準を元に不調の原因を探ることも出来ます。

痩せすぎや太りすぎに注意

きちんと計算してカロリーを元に食事を与えていたとしても、愛犬の運動量や生活環、体格などによって太りすぎてしまったり、逆に瘦せすぎてしまったりすることがあります。
沢山走り回る子であえば消費カロリーが多いので、摂取カロリーが足りておらず、瘦せ型になってしまうこともあります。
逆に寝てばかりの子であればカロリーの消費が少ないため、太り気味になってしまうこともあります。
また、長く散歩をした日やドッグランに行った日など、その日の活動状況によっても消費カロリーは変化するので、愛犬のその日の状態に合わせて、摂取カロリーを調整する必要があります。
つまり、基準となるカロリーのみにとらわれるのではなく、愛犬それぞれの状態や体格などに合わせて細かく調整することが大切です。

【手作りご飯と比較】ドライフードのメリット・デメリット

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ドライフードのメリット1・衛生的

ドライフードの定義は、水分の含有量が10%以下の乾燥した粒状のペットフードのことだと言われています。
そのため、ドライフードは水分が少なく、乾燥しているのでカビが生えにくく、衛生面において安全性の高い製品です。
また、開封後もドライフードは劣化のスピードが遅く、傷みにくいため、長く保存しておくことが可能です。
水分の多いご飯だとどうしても湿気が発生し、カビが生えてしまい、傷みや腐りが早く進み、愛犬に不潔なご飯を与えてしまう可能性が出てきます。
その点ではドライフードは非常に衛生的で、管理面でも非常に扱いやすいペットフードであると言えます。
ペットフードの管理において衛生面を気にし過ぎないでいられることは飼い主にとって非常に助かります。

ドライフードのメリット2・災害時などでもあげられる

災害が起きた時、調理が出来なかったり水が使えなかったりすることがほとんどであると思います。
ですがそんな時でも、人間と同様に犬も食事を取らなければ生きていくことが出来ません。
そういった時でもドライフードならば調理も水分も必要とせず、そのまま出すだけで食べられるので、災害などの非常事態の場合も簡単に食事を与えることが可能です。
また、長期間の保存にも優れており、持ち運びも非常に簡単なので、非常時のペットフードとしては扱いやすく、非常に便利です。
大人でも子供でも扱えるので、誰が餌を与える立場になっても愛犬に食事を与えることが出来ます。
故に、そういった面でも他のペットフードよりも扱いやすく、便利だと言えます。

ドライフードのメリット3・犬の栄養バランスに合わせて作られている

ドライフードはウェットタイプやセミモイストタイプと比較すると、重量あたりの栄養価が一番高いとされています。
つまり、1つ1つの粒に栄養価がたっぷり詰まっているので、少量で体に必要なエネルギーを摂取することが出来ることになります。
さらにドライフードはフードの種類が豊富で、使用されている材料や愛犬の年齢、犬種によって種類を選べたり、減量用など健康状態によっても種類を選べたりします。
ゆえに、愛犬の好みや目的、必要な栄養に合わせて選択し、愛犬に適したものを与えることが出来ます。
一見簡素に見えがちなドライフードですが、小さい粒の中に愛犬に必要な栄養が詰まっており、愛犬の健康を適切に保つ効果を持っています。

ドライフードのデメリット1・不要な添加物が含まれていることがある(保存料・香料など)

ドライフードは簡単で便利に与えられるところが特徴になっているので、腐りにくく、気を遣わずに長期間保存ができる仕様となっています。
そのためには、保存料や酸化防止剤などの添加物の使用が必要となります。
しかしながら、普段自分たちが作る料理に保存料などを使わないように、ペットフードも作ってすぐに食べさせてしまえば、保存料や酸化防止剤を入れる必要性はないため、必ずしも必要な添加物ではありません。
他にも必須ではない添加物として香料も挙げられます。
香料はご飯への食いつきを良くするためのものであり、愛犬の体に必ず必要なものではありません。
このように、手軽さと食べやすさを重視したドライフードには製品の性質上、不要な添加物が含まれている場合があります。

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ドライフードのデメリット2・安いドライフードは原材料に不安がある

値段の安いペットフードほど「副産物」や「肉骨粉」が使用されている可能性が高いと言われているため、購入の際には原材料をきちんとチェックし、飼い主の判断で危険だと思うものを避けることをおすすめします。
特に「肉骨粉」は農林水産省のマニュアルによると、農場で死亡した家畜等も使用しても良いということとなっているため、それが気になる方は「肉骨粉」が含まれるペットフードを避けた方が良いです。
また、食べられる部位以外の血や臓器、骨などもペットにとって良い栄養素が含まれることがありますが、このような色んな部位が入った原材料は可食部より大量に出るため材料費が安くなります。
ゆえに、安いドライフードにはそのような原材料が使われている可能性が高くなります。

穀物(炭水化物)の量が多い

安いドライフードには原材料としての値段が安い植物性原材料や穀物を主原料に使用している場合が多いと言われています。
「チキン味」などと表記されていても、実際は穀物がメインとなっているケースが多いです。
主原料に植物性たんぱく質を多く含むトウモロコシなどの植物性原材料を使用している場合、一見高たんぱく質に見えても、ペットの健康に必要な動物性たんぱく質がきちんと配合されていないケースも考えられます。
とは言え、少量の炭水化物も必要ではあるので、穀物が入っていること自体は問題ではありません。
ただし、その炭水化物の量があまりに多いと体内での消化が出来ず、下痢や嘔吐など、消化機能に支障をきたしてしまいますので、穀物の量があまりに多いものは選ばないように注意しなくてはいけません。

安い肉(たんぱく質)の量が多い

ドライフードの原材料である肉や魚には動物性たんぱく質が多く含まれ、それによってペドの健康な体を維持することが出来ます。
このたんぱく質を一定以上の割合で含んでいることが理想のペットフードとされています。
しかし、安くコスパを重視しているドライフードでは、肉や魚の代わりに安くて粗悪な肉を使ってかさ増しをしている可能性があります。
そのような粗悪な肉が含まれるドライフードを与えてしまうと、消化不良やアレルギーなどを引き起こし、愛犬の健康に悪い影響を及ぼすこととなるため、安いからといって安易に選んでしまうのは非常に危険です。
どうしても安いものしか買えない場合は、その中でも安い肉の使用が少ないものを調べて選ぶよう注意しなければなりません。

犬の手作りご飯には使ってはダメ!犬にあげると危険な食材

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犬にあげてはダメな食材1・ネギ類(たまねぎ・ネギ・ニラなど)

たまねぎ、ネギ、ニラなどのネギ類には「有機チオ硫酸化合物」という成分が含まれています。
この「有機チオ硫酸化合物」は人間にとっては血液をさらさらにしたり良い効果をもたらしますが、犬にとっては危険です。
犬はこれらを摂取してしまうと貧血になり、最悪の場合死に至ることもあります。
ネギ類を大量に摂取してしまった犬は1日以内に、嘔吐、下痢、腹痛、食欲不振などの中毒症状が現れます。
「有機チオ硫酸化合物」は熱を加えたり、乾燥させても毒性がなくなるわけではないので、加工したものでも与えてはいけません。
少量程度であれば中毒症状が現れる可能性は低いですが、個体差があるので少量でも摂取させない方がよく、もし摂取してしまった場合は動物病院を受診しましょう。

犬にあげてはダメな食材2・キシリトール

キシリトールはガムや砂糖の代用品として食品に使われています。
このキシリトールも犬にとっては中毒をおこす食材になります。
キシリトールを使っている製品には、ガム、歯磨き粉、キャンディー、クッキーなどがあります。
犬が摂取してしまった場合ごく少量でも中毒を起こすことがあり、最悪の場合死にいたることもあります。
犬がキシリトールを摂取するとインスリンの分泌をおこし、急激な低血糖症を引き起こします。
さらに、急性肝障害(肝不全)も起こります。
そのほかの症状としては低血糖症、嘔吐、下痢、けいれん、黄疸などの症状がでます。
急激に症状が悪化するため、犬がキシリトールの入った製品を食べてしまった場合は早急に動物病院を受診し、どれくらい食べてしまったかも把握しておいた方がいいでしょう。

犬にあげてはダメな食材3・チョコレート

甘い匂いにつられて犬も欲しい表情をするかもしれませんが、チョコレートも犬にとっては有害となります。
犬にとってチョコレートが有害な理由はチョコレートに含まれるテオブロミンとカフェインです。
これらはカカオに含まれる成分なので、ココアパウダーなどを使った製品でも中毒が引き起こされます。4~12時間で症状が現れるといわれています。
軽度のチョコレート中毒では嘔吐、下痢、興奮して落ち着かないなどで、さらに進行するとぐったりする、けいれん、高熱、震える、意識障害、不整脈などが起こります。
犬がチョコレート中毒の状態になってしまったら、解毒する治療はありません。
日ごろからチョコレートを犬の届きそうな場所に置かない、犬の目の前では食べないなどの管理の徹底が必要です。

犬にあげてはダメな食材4・貝類

人間も牡蠣やホタテを食べておなかを壊すことがあると思いますが、犬も同様です。
犬は人間と違い貝類を消化するのが苦手なため、貝類を食べると消化不良を起こすことがあります。
また、海鮮類にはチアミナーゼという成分があり、ビタミンB1を分解してしまう作用があるため、摂取するとビタミンB1欠乏症を引き起こしてしまう可能性があります。
犬が摂取してしまったときの症状は下痢、嘔吐、ふらつき、息切れ、さらに昏睡状態になってしまうこともあります。
また、人間同様に1回目は大丈夫だったとしても数回食べることによってアレルギー症状を起こしてしまう犬もいます。
また、けいれんしてしまう場合もあります。
アサリやシジミなど火を通したもので少量なら与えても大丈夫とされていますが、与えた場合はその後犬がなにかいつもと違うような行動をしていないか注意深く確認しましょう。

犬にあげてはダメな食材5・香辛料(こしょう・わさび・唐辛子など)

食品だけでなく最近はおかしなどにも香辛料が入っている場合があります。
人間にはアクセントになりますが、犬にとっては有害となります。
犬にとってはこしょう、わさび、唐辛子は刺激物となり胃腸にダメージを与えます。
特に唐辛子にはカプサイシンという成分が入っており危険です。
香辛料をもし犬が摂取してしまった場合、下痢・嘔吐・食欲不振などの症状が現れます。
下痢が続きことがあれば、さらに脱水症状を起こすこともあります。
犬は嗅覚も優れているため香辛料は鼻にも影響を与えます。
またケーキや焼き菓子に使われているシナモンも犬にとっては悪影響です。
シナモンには「クマニン」という成分が入っており、クマニンは、肝機能障害をもたらすと言われています。

犬にあげてはダメな食材6・ぶどう

犬はぶどうを摂取するとブドウ中毒になります。
ぶどうは生のものやレーズン、果汁100%のジュース、ブドウの搾りかすなどでも中毒になります。
ぶどうには腎毒性があり、犬が摂取してしまうと急性腎不全に陥ります。
症状としては、嘔吐、下痢、腹痛、けいれん、食欲不振、尿がでないなどがあげられ、腎不全が進行すると尿毒症となり最悪の場合は死亡します。
レーズンなどは焼き菓子やパン、サラダなどにはっていることもあり、犬のそばにはおかない、犬のそばでは食べないなどの徹底した管理が必要です。
犬が食べてしまった場合、症状が現れてない場合でも、動物病院で診察してもらったほうがよいでしょう。
その際にどのようなものをどれくらい食べてしまったかを把握しておくと治療が早急に行えます。

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犬にあげてはダメな食材7・ナッツ類

人間でも脂質が多いため食べ過ぎには注意が必要なナッツ類ですが、犬にとっても脂肪分が多いため消化されにくい食べ物となっています。
ナッツ類を食べると犬は消化不良を起こし、与えすぎると下痢をします。
また、ナッツ類の中でもマカダミアナッツは犬が摂取してしまうと中毒になってしまいます。
マカダミアナッツを摂取してから12時間以内に症状が出ると言われており、筋肉に力が入らないので立ち上がれない、歩けないといった症状や、嘔吐、震え、高熱などの症状が出てきます。
マカダミアナッツはチョコレートに入っていることが多く、チョコレートも犬にとっては良くない食材であるため、管理を徹底しておく必要があります。
ひとつ丸ごと食べるとその大きさから犬が丸のみしてしまうこともあり、消化管内に異物となって挟まってしまうこともあります。
最悪の場合、腸閉塞を引き起こす恐れもあります。

犬に手作りご飯をあげる時の注意点/注意が必要な食材は?

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注意する食材1・乳製品

犬に牛乳はNG!

犬にとって牛乳もあまりよくありません。
牛乳は栄養素が高く、犬にも大丈夫だろうと飲ませてしまう人が多いようですが、牛乳にはラクトースという成分が含まれています。
このラクトースを分解する酵素であるラクターゼを犬は持っていません。
なので、牛乳を飲んでしまうとラクトースの消化吸収がうまくできずに下痢をしてしまう恐れがあります。
人間でも牛乳を飲むとおなかを下す人がいますよね。
これはラクトースが少ないためとされています。
また、まれに牛乳アレルギーのある犬もいます。
その場合、少量でも下痢をしたり湿疹や脱毛の症状が出る場合があります。
どうしてもミルクを飲ませたい場合は、子犬用のラクトースが入っていないものがありそちらをあげるようにしてください。

ごく少量のヨーグルトはOK

牛乳は下痢をしてしまいますが、少量のヨーグルトであったら犬に与えても大丈夫です。
これはヨーグルトが作られる発酵過程でラクトースが分解されるためです。
そこでヨーグルトは少量であれば犬も安心して食べられます。
犬にヨーグルトを与えると乳酸菌の働きによって整腸作用が期待できます。
また免疫力もアップします。
便秘がちの犬には整腸作用があるので少量のヨーグルトを与えるのがいいでしょう。
そのほかにも、ヨーグルトにはたんぱく質やカルシウム、ビタミンA、ビタミンB、ビタミンDなどが含まれます。
腸内環境が整うことで、犬の口臭ケアにもなります。
犬の口内細菌の増殖をヨーグルトに含まれている乳酸菌が抑える効果があり、細菌の繁殖を抑えることで、歯周病予防にも効果的です。

注意する食材2・鶏肉の骨

大きい骨を丸飲みすると食道閉塞の危険がある

鶏肉などを与えるときには加熱調理をして犬に与えると思いますが、加熱処理した骨は砕けやすくなっています。
タンパク質・ビタミン・ミネラル・繊維がバランス良く含まれているため鶏肉を骨が付いたままあげる飼い主さんも多いはずです。
しかし特に小型の犬では骨の欠片で食道がつまったり食道を傷つけて食道閉塞を起こすことがあります。
また、骨が縦に砕けると先端が尖り、食道器官を傷ついたり穴が開いたりすることもあります。
食道に骨が詰まっているにも関わらず外に吐き出せない犬もいます。
その場合窒息して死んでしまう可能性も出てきます。
もしも鶏肉の骨を食べたときに嘔吐や下痢、食欲の低下、元気がないなどの症状が出たら食道閉塞になっている可能性もあるため、早めに動物病院を受診してください。

骨の破片が腸閉塞を起こす危険がある

骨の破片が砕けて胃や腸にささって腸閉塞になり最悪の場合死に至るケースもあります。
犬が鶏肉などの骨を食べて激しい嘔吐や血便、腹痛などの症状がでたら早急に動物病院を受診してください。
嘔吐は腸の閉塞部位が口に近いほどひどくなります。
頻繁に嘔吐するようでしたら口に近いところで起こっています。
また、下痢が起こることもあります。犬が腸閉塞になった場合、腸の内容物が腹腔に漏れ出てしまうこともあります。
その結果感染による腹膜炎が起こると発熱、敗血症などでショック状態となり瀕死の状態となります。
腸閉塞を起こしていたら、手術で閉塞を解除しなくてはいけないため犬の症状が落ち着くまであっていようとほっておいたら取り返しのつかないとこになる場合もあります。

生の骨を食べると食中毒を起こす危険がある

生の骨を食べてしまうことによって食中毒をおこす危険もあります。
鶏肉を生で食べるとサルモネラ菌という菌が付着してる場合があり食中毒を起こします。
食べてから3日から5日後に発症するため原因が特定できない飼い主さんもいます。
発症すると発熱や嘔吐、下痢などの症状がみられ、下痢がひどい場合には脱水症状も現れるため水分の摂取が大切になります。
サルモネラ菌は75℃以上1分間の加熱でほとんど死滅するため、食中毒が気になる飼い主の方は生ではなく75℃以上でボイルしてから食べさせるようにしましょう。
骨に少量の生肉が付いている場合はカンピロバクター菌も付着している場合があります。
サルモネラ同様にひどい腹痛、嘔吐、下痢、発熱などの症状が現れます。

注意する食材3・香辛料

刺激が強い香辛料は下痢や嘔吐を起こす危険がある

刺激が強い香辛料は下痢や嘔吐を起こすことがあります。
唐辛子にはカプサイシンという刺激の強い成分が入っておりその結果犬の胃腸を刺激して嘔吐や下痢を起こすことがあります。
山椒も人間でもピリピリしますが、犬にとっても刺激がつよい食品です。
コショウもとても刺激があります。
辛味成分のピペリンは自律神経を刺激してアドレナリンを分泌してしまい、犬が興奮してしまうこともあるので危険です。
マスタードやからし、わさびも人間にとっても辛い食品ですが、犬にとっても刺激があり胃腸を刺激してしまいます。
嗅覚も優れている犬にとっては劇物となってしまうこともあります。
下痢が続く場合は脱水症状になることもあるため刺激の強い香辛料は与えない方がよいでしょう。
香辛料が多く含まれているカレーなども与えないようにしましょう。

注意する食材4・野菜の芯など固いもの

キャベツのような野菜の芯などの固いものを犬に与えるのは避けた方がよいでしょう。
野菜の芯は固いため消化に良くない場合があります。
子犬などに与えた場合消化不良で下痢をしたり嘔吐してしまうことがあるようです。
また、硫酸イオンという成分が入っていることがあり、この成分は中毒症状を起こす場合があります。
老犬や子犬などにはあまり与えない方がよいでしょう。
健康な犬であったら大丈夫ですが、胃酸が少なくなっていたりすると、アミノ酸と結びついて発がん性の物質が生成され将来的にがんになってしまう可能性もあります。
また、芯の部分は農薬をため込みやすい部分とも言われているため、不安な方は芯を犬に与えることはおすすめではありません。

小型犬や飲み込む力が弱い老犬などは御縁の恐れがあるため注意が必要

小型犬や老犬など飲み込む力が弱い場合は誤飲などに注意が必要です。
犬が誤飲をしてしまった場合はぐったりして動かなくなったりするほか、嘔吐、下痢、呼吸の異常、落ち着きがなくなる、異常な咳をする、よだれが多く出る、血便、便秘などの症状が現れます。
誤飲してしまった場合は食道をふさいだり、傷をつけて食道閉塞や腸などに詰まった場合は腸閉塞になる可能性もあります。
腸閉塞や食道閉塞になった場合は病院で手術をしなくてはいけなくなるためそのようなことにならないように注意する必要があります。
腸閉塞や食道閉塞が悪化して進行してしまった場合腸に壊死が起きたり、腸に傷がつき穴があいて腹膜炎を起こしたりして、死亡してしまうこともあります。

野菜の芯は茹でる・煮る・小さくカットするなど注意しましょう

野菜の芯などを与えたい場合は加工してから与えるようにしましょう。
まずは茹でたり、煮たりして柔らかくしましょう。
茹でたり煮たりすると食物繊維が柔らかくなり消化にもよいです。
またシュウ酸が抜けるため犬の結成の原因となるシュウ酸が抜けます。
またレンジでチンや蒸すことはお勧めできません。
それはその方法だとシュウ酸が抜けないためです。
せっかく加熱するのなら茹でたり煮たりしましょう。
また、ゆで汁にはシュウ酸が残っているのでゆで汁は廃棄するのをおすすめします。
あつあつのままですと、犬は舌をやけどしてしまうため適度に冷ましてから与えるようにしましょう。
小さくカットしてあげた方が食べやすくなります。
キャベツなどの野菜は食物繊維が豊富なため犬の腸に負担がかかります。
小さく切ってあげるのがおすすめです。

【初心者の注意点】犬に手作りご飯を上げるときの基礎・基本

犬 手作りご飯 よくない

初心者の注意点1・食材はのどにつまらない大きさにカットする

食材は喉につまらない大きさにカットしてあげましょう。
目安はいつも食べているドックフードの大きさです。犬は鋭い歯が生えていますが、食べ物はそのまま飲み込んでしまうことが多く大きすぎる食材はのどにつまらせる恐れがあります。
ニンジンなどの根菜類などは大きいままあげると消化ができずにそのままでてきてしまうこともあります。
喉につまってしまうと食道を傷つけたり嘔吐してしまうことがあり大変です。
小型の犬種や老犬にはより細かくカットしてあげましょう。
カットの仕方は特にどのような感じになっても問題ないようです。
みじん切り、千切り、短冊切りなど好みの切り方でカットしてあげましょう。
また、包丁で切りにくい場合はキッチンバサミを利用しても食材が切りやすくなります。

初心者の注意点2・人肌ていどに冷ましてからあげる

犬は食べ物をそのまま飲み込んでしまうため、出された食事を自分で冷ますことはできません。
そこで飼い主さんが与えるときに注意してから与えてください。
35度前後が犬にとっての最適な食事の温度になります。
飼い主さんが触ってみて熱さを感じなかったら大丈夫です。
熱いと感じた場合それを与えてしまうと犬が舌をやけどしたり、食道をやけどしてしまう恐れがあります。
冷ます方法は放置して粗熱をとるのは一番スタンダードなやり方です。
夏などにすぐに犬に与えたい場合は氷で冷やしても大丈夫です。
氷を入れて冷やすことで一緒に水分も取ることができます。
味が薄まってしまうのではないかと心配するかもしれませんが、犬はそれほど味覚が敏感ではないため大丈夫です。

初心者の注意点3・味付けは不要/ダシはOK

犬には味付けをする必要はありません。
犬の味覚は人間と異なっていて、人間の5分の1ほどしかないと言われています。
人間がおいしいと思っている食事は塩分をとりすぎてしまう可能性があります。
しかし、犬は嗅覚がすぐれているため、だしで香りを足すことでおいしさをアップさせることができます。
だしは市販の顆粒だしを使用しても大丈夫ですし、保存料や化学調味料等、余計な物が入っていないかつおぶし、昆布、鶏ガラ、魚のあらもおすすめです。
昆布だしだとアルギン酸やフコダインなどの栄養素がとれます。
かつおぶしだとビタミンB群や鉄分、カルシウムが豊富に含まれています。
だしを先に作っておき、冷蔵庫や冷凍庫で保管してごはんの時にかけてあげると手間が省けます。

初心者の注意点4・食材には火を通す(野菜や穀物)

食材は火を通してから与えましょう。
特に野菜や穀物は生のままでは硬くて消化が悪いため、そのまま便に出てくる可能性があります。
特にしっかり加熱して与えた方がよい食材はキャベツ、かぼちゃ、ブロッコリー、じゃがいも、さつまいもです。
生のままだと固すぎたり喉につまる恐れがあります。
ほうれん草などはシュウ酸が多いため茹でたものを与えたり、チンゲン菜も硝酸が多いため茹でてから水洗いして食材として使用するのが望ましいです。
ブロッコリーはグルコシノレートやシュウ酸を抜くことができ、ベータカロテンの量を減らすことができます。
かぼちゃやじゃがいも、さつまいもは生だと消化されにくいデンプンが含まれているため、加熱することにより消化しやすいデンプンに変化し食べやすくなります。

初心者の注意点5・ドライフードから以降するときは少量ずつ(まずはトッピングで与える)

ドックフードから手作りのごはんにしたい場合はまず少量ずつトッピングなどから始めていきましょう。
犬が食べてよい食材を使っていたとしても個体差がりアレルギーなどが出てしまう場合があります。
まずは少しずつ食べさせてみて様子をみましょう。
ドックフードから手作りのごはんに変えた場合、犬の腸内細菌環境が変化するため、一時的に下痢をすることがあります。
食べなれたドックフードと混ぜてあげることで犬のおなかがびっくりするのを防ぎます。
ただ、ドックフードと手作りごはんを一緒にあげる場合カロリーが多くなってしまうこともあります。
いつも食べているドックフードの量を減らしてカロリーが同じくらいになるように計算してあげましょう。

犬に手作りご飯はよくない?のまとめ

犬に手作りごはんを作ってあげたい場合は上げてはいけない食材があるため注意が必要です。
ねぎ、キシリトール、チョコ、貝類、香辛料、ブドウ、ナッツ類、乳製品は使用しないようにしましょう。
また、鶏肉の骨なども腸閉塞や食中毒の恐れがあるため茹でて細かくしてからあげるようにしてください。
犬は飲み込んで食べてしまうため、食材は細かくきざみ、粗熱をとってから人肌程度になるまで冷まし与えましょう。
味付けは特に必要ありませんが、嗅覚がすぐれているため出汁を使ってあげると犬の満足度はアップします。
野菜やじゃがいも、かぼちゃなどを食材に使う際は茹でたり、煮たりして加熱してからあげましょう。
消化不良を起こし、下痢や嘔吐をしてしまう可能性があります。
これらを注意しておいしい手作りごはんを用意してあげてくださいね。

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