犬が散歩で歩かない理由は?わがまま?散歩が嫌いや拒否する理由や解決方法

犬が散歩で歩かない理由はなに?

犬が散歩で歩かない理由1・苦手なもの、怖いものがある

犬が散歩中に歩かなくなってしまう理由は様々あります。
その中のひとつに、その犬が苦手とするものが散歩ルートにあるという事があげられます。
同じ理由で、犬が怖いと感じるものがあった場合も犬は歩かなくなってしまいます。

この項目では、犬が怖いと感じるものや、苦手だと感じてしまう例をご紹介します。
散歩中に歩かなくなる犬を心配している飼い主さんは、以下の項目に心当たりがないか散歩ルートを思い返してみてください。

また、犬が怖いと感じている時に現れるサインもご紹介するので、それらの様子が見られた場合には散歩ルートの改善を検討してください。
飼い主が出来る少しの工夫で、散歩が楽しいものに変えてあげられるかもしれません。

犬が苦手・怖いもの1:大きな音

どっしりと構えている大型犬であっても、音に敏感な犬は多いです。
ご自宅で花火や雷に怯える犬の様子はよく見られる光景です。

同じように、外の世界でも犬が怖がる大きな音はそこら中に存在しています。
人間にとっては平気な音でも、周波数によって犬は酷く怯えてしまう音があります。

一般的に犬が嫌いな音は、大きな破裂音、雷音、人工的な音と言われています。
花火は破裂音に該当します。
他にも破裂音が出るような工場地帯なども犬は行きたがりません。

また、大きな音の代表で、踏切の音や電車の通過音にびっくりしてしまう犬もいます。
大きなトラックが近づいてくると、地面にへばり付いてしまう子犬も見られます。
このような場所はやはり犬も歩かなくなってしまいます。

犬が苦手・怖いもの2:人混み

また人が多く集まる場所も犬は苦手です。
あまりにも人が密集する場所では、犬は人間に踏みつけられるかも知れないと恐怖を感じます。
さらに、周囲の見渡しが効かなくなるので、一層犬は不安を感じてしまいます。

特に犬は人間の子どもに対して優しい傾向にありますが、それでも子どもの集団となると犬は怖いと感じでしまいます。
子どもは集まって遊び始めると、大きな声で走り回る事が多くなります。
子どもの高くて大きな声は、犬の平常心を掻き乱します。
子ども達が公園で駆け回るのは微笑ましい光景ですが、犬が怖がる様子を見せたら出来るだけ遠ざかってあげましょう。

少し距離を取るだけでも、犬は安心して歩き始める場合があります。
少しも歩かなくなってしまった場合は、抱き抱えて遠くで降ろしてあげましょう。

犬が苦手・怖いもの3:凶暴な犬

人間付き合いに相性の良し悪しがあるように、犬社会にももちろん相性はあります。
吠え癖がある犬も一定数存在しています。
その他にも、お散歩ルートやドッグランでいつも同じ犬に吠えられてしまうという経験があるかもしれません。

犬は自分よりも強い犬から吠えられたり、走って追いかけられたりすると恐怖心から歩かなくなってしまいます。

特に去勢をしていない成犬の雄犬だと、縄張り意識が強いので吠えて威嚇してくる事があります。
雌犬には発情して走り寄ってくる事もあり、ドッグランなどでは追いかけて威嚇してくる可能性もあります。
この様な場合、こちらから出来る手段があまりありません。
犬同士の喧嘩になると、ケガなどのトラブルに繋がります。
トラブルになる前に、こちらから退避する事が賢明です。

犬が不安や恐怖を感じた時は「尻尾が下がる」「耳が後ろに傾く」などの変化がある

では、犬が不安に思っていたり、恐怖を感じている時にはどの様なサインが見られるのでしょうか。
まずは、犬の尻尾に注目しみてください。
楽しい時、嬉しい時には尻尾は上に向かってブンブンと振っています。
しかし、不安や恐怖を感じると、尻尾はどんどんと下に向かって下がります。
最大級に恐れている時には、後ろ足の間に挟まるかという勢いで尻尾は下がります。

そして耳でもその感情は感じ取れます。
犬の耳が後ろ側にペタンと傾く際も大きく怯えています。
このサインには、怯えと降参という意志が表されています。
尻尾の動きと合わせてセットで現れた場合は、確実に犬は怯えています。
飼い主は、犬の目線まで腰を落とし、ゆっくりと撫でながら大丈夫だよと声を掛けてあげましょう。

苦手なものや怖いものがあり歩かないときの対策:散歩のルートを変更する

さて、ここまで犬が怖がったり、苦手だと感じる項目についてご紹介しました。
一度きりの遭遇だと宥めて歩き進めれば良いのですが、いつものお散歩ルートとなると犬にとって大きなストレスとなってしまいます。
散歩イコール嫌なものに遭遇するという意識がついてしまうと散歩自体を嫌いになってしまいます。
そうなってしまっては大変犬が気の毒です。

犬が怖がる様子を見せているならば、なるべく早く対処してあげましょう。
思い切っていつものお散歩ルートを変更するのが、犬の不安を1番早く解決できる策です。
新たなお散歩ルートでは、また新しい匂いを嗅ぎ探検するという楽しみも生まれます。
犬との散歩が楽しい時間となる様、飼い主もその都度工夫すると良いでしょう。

犬が散歩で歩かない理由2・わがまま、飼い主に構ってほしい

犬が散歩をしていて歩かなくなる理由には、構ってもらいたい時や抱っこをして欲しい時などが考えられます。
このような時に、犬はしばしば散歩の途中でピタリと歩かなくなってしまうようです。
またこれまでに、飼い主が散歩中に抱っこをしてくれたという記憶があると、歩かなくなればまた抱っこをしてもらえると学習してしまいます。
散歩をしていて歩かなくなった時には、ケガをしていないか、体に不調がないかなどを確認した上で、これらに当てはまらなければ、抱っこをして欲しいなどのわがままであると考えられます。
もしこれまでに同じ状況で抱っこをしたという経験があるならば、散歩中には抱っこをしないと覚えさせる必要があり、飼い主側にも散歩中には抱っこをしないという態度が必要です。

わがままで歩かない場合の対策/声をかけない、軽くリードを引っ張る

散歩をしていて途中で歩かなくなってしまったからと言って、わがままだと決め付け、しつけのために強く叱ったり、リードを強く引っ張るなどの行為は良くありません。
散歩に対して嫌なイメージが植え付けられてしまうだけでなく、リードを引っ張ることで首などに負担がかかることも考えられます。
散歩の途中で歩かなくなってしまった時には、叱ったり、リードを強く引っ張るなどはせず、声掛けを行った上で、合図程度に軽くリードを引っ張るようにしましょう。
散歩に嫌なイメージを持ってしまうと、途中で歩かなくなるだけでなく、散歩自体に行こうとしなくなってしまいます。
犬にとって散歩の何が嫌なものとなっているのかをよく観察すると良いでしょう。

犬が散歩で歩かない理由3・暑い

夏は、暑さのせいで散歩を嫌がるということが少なくありません。
犬は人間より地面の近くを歩くことになります。
このため、特に地面がアスファルトの場合は、照り返しやアスファルト自体の熱さを苦手とする犬は多く、外に出た時に暑さを感じるとこの経験を思い出して、歩くのをやめてしまう犬がいます。
日陰が多かったり、途中に涼める場所があるなどの散歩コースを選ぶことや、まだ日差しが強くない朝や暑さがひと段落した夕方に散歩の時間帯を変えることで、対策を取ることができます。
冬は風など冷たさを嫌がって散歩に行こうとしない犬や、雨の日は体や足が濡れることを嫌がって散歩を嫌がる犬もいます。
犬は外の環境に敏感であることを注意してあげると良いでしょう。

小型犬は地面との距離が近いため熱中症になりやすい

普段と変わらない散歩コースであったとしても、夏場はアスファルトが熱くなっているために、犬が歩かなくなるということはよくあります。
アスファルトが熱くなっていることで発生する熱や太陽の照り返しによる犬の負担は、人間が感じるより大きい時があります。
特に小型犬の場合は、大型犬に比べるとよりアスファルトと近い距離を歩くということになります。
このため、アスファルトの熱や太陽の照り返しによって体力を奪われることが多く、長時間歩くことができないということが考えられます。
小型犬は大型犬に比べると体力そのものが弱く、熱中症になりやすいと言われていますから、夏場の特に暑い時期の散歩は、水分補給や熱中症対策に十分な配慮が必要になります。

暑くて歩かない場合の対策/涼しい時間帯を選ぶ、木陰が多い公園を選ぶ

普段と変わらない散歩ルートであるにも関わらず、毎日同じ場所で歩かなくなったり、同じ時間に散歩を嫌がるということがあれば、散歩のルートや散歩に行く時間を変えてみる必要があります。
人間にとっては、普段と変わらないように映っていても、犬にとっては不快に感じる場所や時間なのかもしれません。
特に夏の暑い時期は、普段と同じ散歩ルートや同じ時間帯であっても、アスファルトが熱く歩きにくい散歩ルートになっていたり、犬にとっては日差しが強く不快な時間帯なのかもしれません。
日陰や休める場所がある散歩ルートに変えてみたり、朝夕の日差しが比較的弱い時間帯に変えてみるなどの対策を取ると良いでしょう。
また首を冷やしてあげたり、途中で水分補給ができるアイテムを取り入れても良いかもしれません。

犬が散歩で歩かない理由4・首輪や洋服などが不快

普段から使っていた首輪やハーネスの種類を変えたり、それらを新しくした時も、散歩に行こうとしなかったり、散歩の途中で歩かなくなってしまうことがあります。
これは人間に例えるなら靴擦れのようなものを犬が感じているためと考えられていて、首や胴回りに違和感を感じていると言えるでしょう。
雨の日のレインコートや、新しい洋服を着せた時に、犬が歩かなくなってしまう時も、体に違和感を感じています。
このような時は、一度それらを取り外し、体や足などに異常がないかを確認しましょう。
ケガなどが確認されなければ、嫌な記憶を植え付けない程度に、徐々に新しい首輪やハーネスに慣らすと良いでしょう。
それでも歩かない時などは、首輪やハーネスのサイズや素材が犬に合っていないのかもしれません。

首輪が嫌で歩かない場合の対策/ハーネスを試してみる

室内犬で、普段から首輪をしていない犬が、散歩の時だけ首輪をしてリードを付けて引っ張ろうとすると、そのことをストレスや負担に感じて、散歩に行こうとしなかったり、歩き始めても違和感を覚え、途中で歩かなくなってしまうことがしばしばあります。
このような時は、散歩の時以外でも首輪を付ける時間を作って、首輪の違和感に慣らすことから始めると良いでしょう。
それでも首輪に慣れることができず、散歩の時の首輪を嫌がる犬は、ハーネスを試してみると良いかもしれません。
ハーネスは首を締め付けられたり、引っ張られるという感覚が薄らぎますから、首にかかるストレスや負担を和らげることができます。
ただしハーネスは体を覆う形ですから、サイズが合ったものを選ばないと犬が窮屈に感じることがあります。

【チワワの散歩】時間・距離・頻度/必要な運動量は?毎日散歩は必要

犬が散歩で歩かない理由はわがままだけではない!子犬が歩かない理由は?

子犬が散歩で歩かない理由・外の世界に慣れていない(恐怖心がある)

子犬を散歩に連れ出そうとして、玄関ドアを開けた途端や、家の敷地を出た途端ピタッと止まり歩く事が良くあります。
その時の子犬はどのような心理をしていかご存じでしょうか。

その際に子犬な抱いている感情は恐怖です。
犬は警戒心を持っているので、外の世界を警戒しています。
犬にとっては見た事のない景色、嗅いだ事の無い匂いに溢れている所で、危険があるかも知れないと感じているのです。

そのような心理状態なので、立ち止まってしまった犬を怒ったり、時間が無いからとプレッシャーをかける行為は絶対に辞めておきましょう。

犬を優しく見守る気持ちで、犬の警戒心が解かれるのを待ちましょう。
日を改めたり、時間が過ぎると共に警戒心は緩くなってきます。

子犬が歩かない場合の対策/ムリに歩かせない、その場で立ち止まる、ムリに引っ張らない

怖がってしまっている子犬をムリに歩かせようとしても逆効果です。
子犬は更に恐怖心が大きくなり、飼い主への信頼にも関わってきます。

まずは無理せず、子犬が楽しく歩ける範囲までお出かけしましょう。
初日はドアを開けるだけになるかもしれません。
犬が立ち止まった場所で、飼い主も立ち止まりましょう。
無理矢理引っ張って連れて行こうとする行為はいけません。
しかし、それでも確実な一歩で、外の世界の匂いを嗅いで覚えます。
次の日には一歩二歩と歩き始めるでしょう。

毎日どうしても歩き出す気配がない場合は、ご褒美アイテムを使いましょう。
スペシャルなおやつを用意して、動かないポイントから一歩踏み出せたら与えてみましょう。
その際には大きく褒める事もセットです。

犬が散歩で歩かない理由・病気、調子が悪い、脚が痛いなど

また、子犬に限らず散歩で歩かない理由は恐怖心以外にも考えられます。
他の理由としては、体に不調が起きているかも知れません。

外見では分からない病気にかかっていたりすると、飼い主は犬が不調だと察知できません。
その場合、最初に見えた変化が散歩を拒否して不調を訴える様子な事もあります。
夏バテなどもこのパターンが多いです。
夕方になってもアスファルトからの熱は犬にとってかなり不快です。
一度夏の散歩で嫌な思いをすると、当分散歩を拒否してしまう犬もいます。

また、体の痛みがある場合も歩きたがりません。
犬種によっては股関節が弱いなど、脚に負担がかかると痛みが出やすくなる事もあります。
犬は痛みを訴える事が出来ないので、歩く行為を嫌がります。

老犬で歩くのを嫌がる場合はゆっくりペースでムリに歩かない

犬の年齢が若いうちは、散歩で歩かない場合には、これまでご紹介したような事が考えられます。
しかし、犬が年老いてきて老犬となった際にはオヤツなどで褒めて歩かせる事はベストな策ではありません。

老犬はそもそも体力が低下していきます。
無理にノルマを課して歩かせると体に負担となるばかりか、夏場だと脱水症状などを引き起こす可能性があります。

老犬が散歩を拒否するような期間は、犬のペースに合わせてあげましょう。
トイレが散歩でしか出来ないなど、絶対に出なければならない状況ならば、いつもの散歩よりもゆっくりなスピードで歩いてみましょう。

老犬は既にしつけの段階ではありません。
飼い主が指示を通すよりも、犬の様子を観察しつつ、犬が楽しいと感じられる散歩である事が重要です。

普段は元気なのに急に歩かなくなった場合は脚のケガなどないか観察する

散歩が大好きな犬でいつも楽しみにしているのに、ある日突然態度が変わったという場合も要注意です。

突然歩かなくなった場合には、脚のケガが考えられます。
脚のケガは、飼い主が見ても判断しやすい不調です。
肉球から出血や炎症がみられる、何か刺さっている、歩き方がいつもと違うなど、観察する事でその原因が突き止められるかもしれません。

犬が室内に落ちていた物でケガをしたり、捻挫してしまったりすると、突然様子が変わります。
肉球のケガなどは、犬の全体重がかかり治りにくい傾向にあります。
犬はケガを舐めて治そうとするので、雑菌が繁殖する可能性もあります。
ケガを悪化させない為にも、異変を見つけた場合には、ぜひ獣医に相談してみてください。

普段と様子が異なる場合は早めに受診しましょう

さて、ここまで犬が散歩で歩きたがらない症状についてご紹介してきました。

犬も人間と同じで、知らない場所では警戒心を強めます。
もちろん毎日が体調万全という訳でもなく、体がだるかったり、暑かったりすると歩きたくない気分な日もあります。

この様な体に異変がない場合は、日を改めるだけで良いのですが、体に異変が現れている場合には必ず獣医の診察を受けましょう。
歩きたがらないという小さなサインでも、診察を受ける事で大きな病気の発見
に繋がります。

予防接種などで通っているかかりつけ獣医以外にも、お住まいの地区で緊急の受け入れをしてくれる獣医のリサーチも事前にしておきましょう。
前もって飼い主が病院を知っていると、もしもの際に焦らず犬をすぐ診察に連れて行けます。

犬の散歩後のケアについて

散歩後のケア1・足拭き

みなさん、ワンちゃんを散歩させた後のケアはしっかりと行っていますでしょうか?
もしかして散歩してそのまんまの足で家中を歩き回っているのではないでしょうか?
実はこれ、衛生的にも問題があるのです。
ご存知の通り、道路や草むらなどといった地面にはさまざまな細菌や虫、そして微生物が存在します。
私たち人間は普段外に出る際には靴を履いているから問題はないのですが、ワンちゃんは常日頃から裸足で生活をしています。
そんなワンちゃんの足をそのままにして家を歩かせてしまっていては、家中泥だらけとはならなくても家の中に外の細菌や虫、微生物を持ち込んでしまうことになるのです。
ですのでしっかりと足を拭いてあげるようにしましょう。

足を拭いた後は濡れたままにしない!指間炎の原因となる

ここで多くの人が陥ってしまいがちなミスが、足を拭いたままそのまま放置してしまうと言うことなのです。
足を拭いたからもう問題はないのでは?と思ってしまう人も多いのではないでしょうか。
ですが足を拭いただけでは不十分で、むしろ水分が足に残ってしまった状態では別の問題が発生してしまう可能性があるので要注意です。
それは指間炎です。
指間炎とは、ワンちゃんの指や肉球の間に炎症が起きてしまい、赤くなってしまったり腫れてしまう病気のことです。
主に原因は細菌やアレルギー、外傷だと言われています。
散歩したままの足を放置したり、拭いたままにしてしまってはこういった病気を引き起こしてしまう可能性があるので気を付けてください。

散歩後のケア2・ブラッシング

次に重要な散歩後のケアは、ブラッシングです。
手入れを念入りに行っているといった人は普段から行っているかもしれませんが、中には面倒臭がってブラッシングをサボっているなんて人も多いのではないでしょうか。
ブラッシングといえば、風呂上がりにやるイメージが強いかもしれませんが、実は散歩後のブラッシングもとても重要なポイントとなっているのです。
お散歩をした後は忘れずに毛の手入れを行うようにしましょう。
ご存知の通り、外の空気にはさまざまな細菌や汚れがついているのです。
ノミやダニは暖かい時期に、そしてひっつき虫や枯れ草は寒い時期に毛の中に侵入してしまいます。
こういったものを家に持ち込まないためにも、ブラッシングは行いましょう。

散歩後は埃や土などで汚れている!ノミ・ダニ予防のためにもブラッシングをしましょう

散歩後のワンちゃんの毛には様々な汚れがついているのです。
ふさふさの毛並みが自慢のロングヘアーのワンちゃんは特に注意が必要です。
何も手入れをしていない状態だと、細菌の温床となってしまい、感染症を引き起こしてしまう可能性があるのです。
ですのでお散歩の後は、必ずワンちゃんの毛並みの手入れを行うようにしましょう。。
ノミやダニ、ひっつき虫などといった虫だけでなく、農薬や除草剤が体に残ってしまう可能性があるため、ワンちゃんの健康に悪影響となってしまうこともあります。
ワンちゃんの毛の手入れを念入りに行うことによって、ちょっとした異変にもすぐに気づくことができるようになります。
コミュニケーションの一環として、丁寧に行いましょう。

【犬のシャンプーの頻度】犬のシャワーの回数・やり方/子犬のシャンプーはいつから?

散歩後のケア3・水分補給

みなさんは水分補給をしっかりと行っていますか?
連日猛暑日が続く中、熱中症で救急搬送される人も増えています。
水分補給を怠ってしまうと、熱中症以外にも他の病気を引き起こしてしまう可能性もあるのです。
そしてその水分補給は、ワンちゃんにとってもとても大切なことなのです。
猛暑日の地面の温度は、約60℃まで上昇するとまで言われています。
ワンちゃんは靴を履いている訳ではないため、そういった熱を直に受けてしまいます。
そんな地獄のような暑さの中、水分補給をしっかりと行わないとどうなってしまうかは言わなくてもわかりますよね。
ちょっとの散歩であろうと、ワンちゃんにとっては暑くて仕方がないのです。
ですので水分補給は積極的に行いましょう。

散歩後のケア4・栄養補給

いくら熱中症対策だからといって、水分ばかり飲んでいてはむしろ逆効果なのをご存知でしょうか?
水ばかり飲んで、ミネラルが不足してしまうと水中毒になってしまいます。
塩分補給を怠り、ただ水だけを飲んでいたら熱中症になってしまったというケースも存在します。
水分補給だけでなく、同時に栄養補給をすることが重要なのです。
これは人間にも、そしてワンちゃんにも共通して言える重要なことなのでよく覚えておいてください。
散歩には意外とカロリーを消費する効果があるのです。
そして連日続いている酷暑の中ですと、たくさん汗をかいてしまいますよね。
水分は意識的に摂っていたとしても栄養が足りていないといったワンちゃんは、この夏特に注意が必要です。

犬の状態(年齢・犬種・疾患など)に合ったドッグフードを選びましょう

ここで重要になっているのが、ドックフードの選び方です。
みなさんはどのようにドッグフードを普段選んでいるでしょうか?
安さやコストパフォーマンスも確かに重要な要素のうちのひとつなのですが、犬の種類に合わせたドッグフードを選ぶこともとても重要なことなのです。
ドッグフード選びを間違ってしまうと、栄養を補給することができないだけでなく、ワンちゃんが食べてくれないなんてことも起こり得ます。
ワンちゃんが気に入って食べてくれて、尚且つ栄養もしっかり摂ることができるようなドッグフードを選んであげることが重要です。
飼われているワンちゃんは、自分でご飯を選ぶことができません。
ですので飼い主がしっかりと栄養管理をしてあげましょう。

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犬が散歩で歩かないのはわがまま?原因と対策のまとめ

犬が散歩に行こうとしなかったり、散歩の途中で突然歩かなくなってしまうという経験をしたことがあるという人は多いのではないでしょうか。
犬は人間よりアスファルトに近い距離を歩くため、夏場の暑さをより感じやすく、体の小さい小型犬などは、体力の消耗が激しいため、歩かなくなることがあります。
このような時は、散歩ルートや時間帯を変えてみると良いでしょう。
また首輪やハーネスに違和感を覚えて、歩かなくなるということもあります。
この場合は、まずケガをしていないかなど体の異常を確かめた上で、首輪やハーネスが体に合ったものであるかを確認します。
首輪やハーネスを新しくした直後などは、徐々に慣らすようにしてあげると良いでしょう。

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