【犬のおむつかぶれ対策】ベビーパウダー・ワセリン・塗り薬など対処法

犬のおむつかぶれの原因は?

犬 おむつ かぶれ

犬のおむつかぶれの原因1・おむつのサイズが合っていないことで皮膚が擦れる

犬のおむつかぶれで困っているという場合、最初におむつのサイズを確認してみましょう。
料金が安いときにまとめ買いをしたものが残っているので、少しぐらい大きかったり小さかったりするおむつを使っても問題ないと考えている方もいるかもしれません。
ですがサイズが合っていないものを使ってしまうと、皮膚がこすれておむつかぶれの原因となってしまうこともあります。
皮膚がこすれやすい状態が続くと、おむつかぶれが悪化しやすくなってしまうので、サイズが合ったおむつを使うことが大切です。
またサイズが合わない場合、かぶれやすいということに加えて、尿が漏れるリスクも高くなります。
こすれた皮膚に漏れた尿が付着して、かぶれが悪化する場合もあるため注意が必要です。

犬のおむつかぶれの原因2・おむつの通気性の悪さにより雑菌が繁殖する

犬のおむつかぶれの原因の1つに通気性の悪さがあげられます。
通気性の悪いおむつを使っていると、雑菌が繁殖しやすい状態となってしまいます。
雑菌が繁殖した結果、おむつかぶれの症状が起きて、皮膚が赤くなったり湿疹が出たりするかもしれません。
そのため犬用のおむつを購入する場合には、通気性の良さを確認して選ぶことを忘れないようにしましょう。
実際に商品を購入するとき、通気性の良さをアピールポイントとしているものも多く見られます。
通気性の良さをアピールポイントとして販売している犬用のおむつなら、中が蒸れにくく雑菌が繁殖しにくい状態を作れるかもしれません。
またこまめにおむつを交換して、通気性の良い状態を保つことも必要です。

犬のおむつかぶれの原因3・おしっこやうんちなどによる皮膚への刺激

犬のおむつかぶれの原因は、おむつによるものだというイメージを持っている方もいるでしょう。
確かにおむつの通気性の悪さなどが原因で、おむつかぶれの症状を起こす場合も多く見られます。
ですが通気性の良いおむつを使っている場合でも、おしっこやうんちなどによる皮膚への刺激が原因でおむつかぶれとなるケースも見られます。
紙おむつの場合、尿は吸収できても、便は吸収しません。
そのため排便したことがわかったら、早めに取り除いて交換することで、こすれを防いでおむつかぶれしにくい環境を整えることにつながります。
またおむつが尿を吸収するといっても、毛や肌についている分を拭き取らないと、そこから雑菌が繁殖してかぶれの原因となる場合もあるため注意しましょう。

犬のおむつかぶれの原因4・おしり拭きシートなどによる皮膚への刺激

犬のおむつかぶれは、おしり拭きシートによる皮膚への刺激が関係しているケースもあります。
尿が毛や皮膚に付着した、便が毛に絡んでいるため、おしり拭きシートを使って汚れを拭き取ることもあるでしょう。
しかしおしり拭きシートで汚れを拭き取ろうとしたとき、摩擦が発生することが原因でかぶれるかもしれません。
丁寧に拭いているつもりでも、摩擦が原因でかぶれてしまうこともあるため、注意が必要です。
例えばおしりまわりの洗浄液など使って洗い流してから、おしり拭きシートや柔らかいタオルなどで優しく水分だけ拭き取るのも1つの手です。
少しでも刺激が少ない環境を作ることで、おむつかぶれを防ぎ犬のおしりまわりを清潔な状態に保つことにつながります。

犬のおむつかぶれの原因1:おむつのサイズが合っていないことで皮膚が擦れる
犬のおむつかぶれの原因2:おむつの通気性の悪さにより雑菌が繁殖する
犬のおむつかぶれの原因3:おしっこやうんちなどによる皮膚への刺激
犬のおむつかぶれの原因4:おしり拭きシートなどによる皮膚への刺激

犬の皮膚炎(おむつかぶれ)の症状について

犬 おむつ かぶれ

おむつかぶれの症状1・皮膚の発赤

おむつが擦れると発赤ができやすい

おむつかぶれで注意が必要な症状の1つが、発赤ができやすいという点です。
特におむつが擦れることで発赤ができやすくなるため、症状を防ぐためにおむつが擦れないように注意しましょう。
また擦れないようにするうえで大切なポイントの1つが、サイズの合ったおむつを使うことです。
サイズが合わないと擦れやすくなるため、成長途中の子犬の場合には、体のサイズに合わせたおむつにこまめな切り替えが必要です。
適したサイズが見つかるまでは、試供品やお試し用などを利用するのも1つの手です。
さまざまなメーカーが異なるサイズのおむつを販売しているため、色々と試していくことでぴったりのサイズが見つかるかもしれません。
ぴったりサイズが見つからない場合、紙おむつではなく手作りの布おむつを選ぶことも可能です。

おむつかぶれの症状2・湿疹

おむつの中が蒸れると湿疹ができやすい

おむつかぶれに多い症状の1つに湿疹があげられます。
湿疹はおむつの中が蒸れるとできやすいため、おむつの中が蒸れないように注意しましょう。
蒸れにくい環境を整えるうえで特に大切なポイントとなるのが、通気性の良いおむつを選ぶことです。
涼しい室内で過ごしている場合であっても、通気性の悪いおむつを使っていると、おむつ内が蒸れやすく湿疹の原因となります。
通気性の良いおむつを選んで、蒸れにくく湿疹もできにくい環境を整えましょう。
そもそもおむつは、尿の漏れを防ぐために排泄後は蒸れやすいという注意点があります。
そのため通気性が良いものを選べば安心と考えるだけではなく、排泄後はなるべく早めにおむつを交換することも蒸れによる湿疹を防ぐために大切です。

おむつかぶれの症状3・皮膚のただれ

皮膚におしっこが長く付着しているとかぶれやすい(だたれやすい)

おむつかぶれは、こまめにおむつを交換していれば防げるというイメージを持っている方もいます。
しかしおむつを交換しただけだと、おしりまわりを清潔に保つのが難しい場合もあるため注意が必要です。
犬が尿を出した後、おむつを交換しても皮膚におしっこが長く付着している状態が続いてしまうかもしれません。
おしっこが皮膚に付着したままの状態になってしまうと、その部分がかぶれるもしくはただれやすくなるリスクがあります。
尿が付着していることが原因によるかぶれやただれを防ぐためにも、おむつ交換の際におしりまわりをきれいな状態に保つことも忘れないようにしましょう。
汚れたり濡れたりしていない状態に見えても、こまめに洗って清潔な状態を保つことが大切です。

おむつかぶれの症状4・皮膚の痒み

おしっこによりカビ(真菌)が繁殖すると痒みがでやすい

おしっこをした後のおむつ内部は、湿度があがって蒸れやすい状態になっています。
蒸れることで皮膚がふやけることで、おしっこの成分による刺激を受けやすくなるので注意しましょう。
またおしっこの成分によってカビ(真菌)が繁殖するリスクも高まるため注意が必要です。
実際にカビが繁殖してしまった場合、かゆみが出やすい状態になります。
かゆみの症状があると犬が辛い思いをするため、おむつかぶれの症状が出る前に蒸れたりカビが繁殖したりしないように対策をする必要があります。
カビの繁殖はおむつのこまめな交換や清潔を保つなどの対策で問題ありません。
また皮膚におしっこが付着したままの状態にならないように、注意することも忘れないようにしましょう。

犬のおむつかぶれの対策/ベビーパウダー・ワセリン・塗り薬などの対処法について

犬 おむつ かぶれ

犬のおむつかぶれの対策1・小まめにおむつやパットを交換する

ペット用紙おむつ(介護・術後ケア用)は最長12時間の吸収が可能

人だけでなく、愛犬の寿命も年々延びています。
一方で、長寿になればなるほど身体機能が低下し、おもらしなどの症状が見られがちになります。
その結果、部屋を汚してしまわないようにケージやサークルで閉じ込め飼育をする家庭が増えていると言われています。
ただ、それは間違った飼い方です。
これは、閉じ込め飼育をしてしまうと筋力が衰え、健康寿命を縮める可能性が高まるためです。
そのため、おもらしなどの症状が出てきたら、ペット用の「おむつ」を活用するのがおすすめです。
その際には介護・術後ケア用のペット用紙おむつであれば、最長12時間の吸収に対応しています。
おしっこの量は個体差が大きい点には注意が必要ですが、基本的にマメに取り替える手間はなく、飼い主に負担がかかることはありません。
ぜひ積極的に活用していきましょう。

犬用マナーウェアは最長6時間の吸収が可能

高齢犬のおもらしや術後ケアを目的に開発されたペット用紙おむつとは別に、活発に動き回る愛犬用の「マナーウェア」という商品もあります。
このマナーウェアは、その名の通りマーキングや粗相などのマナーをケアすることを目的としており、一般的にお出かけ用に使われます。
ペット用紙おむつと違って動き回る愛犬が対象の商品ゆえ、動きやすさを重視した分だけスリムな吸収体が使われています。
ただ、薄くてごわつきが少ない代償として、最長使用時間はペット用紙おむつの約半分、6時間となっています。
6時間以上の留守番のときなどに使ってしまうと、吸水量をオーバーし、愛犬の肌がかぶれてしまうかもしれません。
6時間以上の連続使用は絶対にやめましょう。

犬のおむつかぶれの対策2・清潔を保つ

抗菌水で陰部やお尻を拭き取る

おむつによるかぶれを予防するのに一番大切なのは、おむつの中をできるだけ清潔な状態に維持することです。
たとえば、尿が毛や肌に付着していたり、便が毛などに絡んで残っていると、そこから雑菌が繁殖してしまいます。
そのため、おむつ交換するたびに、抗菌水で陰部やお尻を拭き取ってあげるのがおすすめです。
なお、その際には汚れを力いっぱい拭き取ってはダメです。
愛犬の陰部やお尻は人同様デリケートな部分です。
強く拭き取ってしまうとその摩擦がかえってかぶれの原因になることもありえます。
優しく汚れを拭き取り、できるだけ清潔な状態を保ってあげましょう。
また、おむつが吸収してくれるのは尿だけです。
排便がわかったら、なるべく早くおむつを替えてあげることもかぶれ防止には重要です。

犬のおむつかぶれの対策3・ベビーパウダーで蒸れを予防

パウダーの重ね付けは粉が固まり不潔になるため厳禁

おむつの中の蒸れも、かぶれの原因になります。
そのため、かぶれの原因となる蒸れを防げる「ベビーパウダー」を使うのも、おすすめのかぶれ対策法です。
ただ、その際にはベビーパウダーの重ね付けは絶対にやめましょう。
これは、ベビーパウダーがたっぷり付いた状態でおむつを長時間使うと、中で粉が固まって、かえって不衛生な状態になってしまうためです。
実際に、ベビーパウダーを重ね付けしたことで、お尻の状態がパウダーを使う前よりかえって悪くなってしまった子もいます。
また、ベビーパウダーを使った蒸れ対策をすると、重ね付けをしていない場合も、蒸れにくくなる代わりにおむつの中が不衛生になりやすいという欠点があります。
ベビーパウダーを使う場合、通常よりややこまめにおむつを交換してあげるのがおすすめです。

犬のおむつかぶれの対策4・ワセリンで皮膚におしっこが付かないようにする

付けすぎは厳禁!少量を薄く伸ばしましょう

愛犬の毛や皮膚をタオルなどでしっかり拭き、清潔にしてあげた後に「ワセリン」を塗る、というのも有用なおむつかぶれ対策の方法です。
これは、ワセリンは水に強く肌を保護してくれる機能があり、塗っておくと皮膚におしっこなどが付きにくくなるためです。
ただ、ワセリンについてもベビーパウダー同様、塗りすぎるとかえって肌の状態が悪くなってしまう可能性があります。
少量を薄く伸ばして塗れば十分です。
たっぷり塗れば良いというものではなく、最低限のワセリンを、必要な場所にできるだけ薄く塗ってあげるのがベストです。
なお、毛が長い部分などはおむつかぶれが特に頻発しがちです。
色々工夫しても良くならないようなら、その部分の毛を短くカットしてあげると、よりワセリンの効果を実感しやすくなります。

犬のおむつかぶれの予防方法/かぶれを防いで快適に!

犬 おむつ かぶれ

犬のおむつかぶれの予防方法1・お腹やお尻まわりの毛は短くカットする

オムツによるかぶれを防止するために効果的だと言われている方法のうちのひとつに、お腹やお尻周りの毛を短くカットすることが挙げられます。
みなさんも、前髪が厚く長くなってしまったときはニキビや肌荒れが頻繁に起こるようになってしまったといった経験はありますでしょうか?
毛が長くなってしまうとその場所に湿気が溜まってしまい、そこからムレやかぶれの原因となってしまうのです。
ワンちゃんも人間と同じように、毛が長いとムレやかぶれが起こってしまうのです。
そのため長い毛のワンちゃんは注意が必要です。
犬種によっては元々長い毛が特徴的だといった種類もあるのですが、少なくともお腹やお尻周りの毛だけでも短くすることをお勧めします。

寝たきりの犬(介護犬)の場合は毛が短すぎると床ずれの原因になることがある

このように、毛を短くキープすることによってムレやかぶれを防ぐことができるのですがある場合には注意が必要です。
それは、老犬の場合です。
老犬で寝たきりの状態になってしまった犬でオムツを着用しているといった犬は少なくありません。
そんなワンちゃんに対してオムツによるかぶれを防ごうとして毛を短くカットしてしまうと、床ずれによって肌を逆に痛めてしまう可能性があるのです。
ご存知の通り、毛には皮膚や私たちの体を守る効果があります。
皮膚の薄い場所に毛が多いのもそれが原因なのです。
毛によって床ずれを防ぐ効果があるなんて、意外に思われる方も多いかもしれません。
ですので介護が必要なワンちゃんは、あまり毛を短くしすぎないほうがいいでしょう。

犬のおむつかぶれの予防方法2・おむつを付ける時間を短くする

オムツをつける時間を短くすることも、オムツによるかぶれを防ぐために効果的な方法だと言われています。
オムツを長い時間ずっと着けている状態では、湿気や汚れがこもってしまうため、どうしてもムレやかぶれが発生しやすくなってしまいます。
言い換えると、オムツをずっとつけている状態では雑菌の温床となってしまうのです。
ですのでオムツは定期的に付け替えてあげるか、もしくは付ける時間を短縮してあげる必要があるのです。
そもそもトイレトレーニングをしっかりとしてあげることによって、オムツはだんだんと必要がなくなってきます。
時間はかかるかもしれませんが、今から少しずつトレーニングをしてあげることによってオムツを手放すことができますよ。

飼い主が目が届く時間帯はなるべくおむつを外す

でも飼い主がいない状態でオムツを外し、家中のあちこちでウンチを撒き散らされてしまっては困る、と不安に思っていませんか?
確かにトイレトレーニングが十分に行われていない状態でオムツを外し、その上飼い主がいないとなるとどこでウンチをされるかどうかがわからず不安に感じてしまいますよね。
そんな人におすすめなのが、飼い主が外出中のみオムツをつけるといったことです。
飼い主が外出している間にウンチをあちこちでされる心配もなく、安心して外出をすることができます。
家にいる間は目が行き届きやすいので、少しずつオムツをつける時間を短くしていくことをおすすめします。
だんだんと慣れていくことによって、トイレの習慣が身に付きます。

犬のおむつかぶれの予防方法3・小まめに取り換える

もしかして、オムツを滅多に取り替えずに1日を過ごしていませんか?
実はその行為によって湿気が溜まり、その上雑菌が繁殖しやすくなってしまうことでムレやかぶれを引き起こしてしまうのです。
女性の場合は生理用ナプキンを想像してみるとわかりやすいかもしれません。
長時間同じナプキンを装着していると、だんだんとムレてきてしまって、炎症を起こしてしまう可能性があります。
ワンちゃんも同じように、同じオムツを長時間つけていることは炎症の原因となってしまうのです。
忙しい飼い主さんは特に同じオムツをつけっぱなしにしてしまいがちなので、こまめに取り替える必要があるのです。
確かに面倒かもしれませんが、ワンちゃんにとっては重要なことなのです。

3~4時間に1回はおむつを確認しましょう!重みを感じたらすぐに取り換えましょう

では、具体的にどのくらいのペースで取り替えることがいいと言われているのでしょうか?
ひとつの目安として考えられているのが、3〜4時間に1回です。
このペースで交換することによって、いつでも清潔な状態を保つことができるのです。
時間が決まっているので、休憩がてらオムツを交換することもできてしまいます。
また、重みを感じたらすぐに取り替えるようにしましょう。
当たり前ですが、重みを感じるときはそこにはウンチが溜まっています。
その状態のまま放置してしまうと、湿気や菌が溜まりやすくなってしまうので放置は厳禁です。
今ワンちゃんのオムツにはどのくらい溜まっているのかをこまめに確認して、清潔な状態を保てるようにしましょう。

犬のおむつかぶれの予防方法4・犬のサイズに合うおむつを使う

みなさんはワンちゃんのオムツを選ぶ際に、適当にサイズを選んでしまっていませんか?
実は適当にサイズを選んでしまうと、ワンちゃんのお尻にフィットすることができず、かぶれてしまう原因となってしまうのです。
多くの人は大きすぎるサイズだとウンチが漏れてしまうのではないかと考え、ピッタリめかきつめのサイズを選んでいるのです。
確かに大きすぎるサイズではウンチが漏れてしまい、オムツとしての機能をうまく活かすことができません。
ですがキツすぎるサイズのオムツだと湿気が篭もりやすくなってしまい、さらに熱を逃すこともできないのでムレやかぶれの原因となってしまうのです。
ですのでオムツを選ぶ際には、しっかりとサイズを確認しましょう。

足・お腹まわりに指1本が入るくらいを目安に選ぶ

では、具体的にどのくらいのサイズのオムツを選べば良いのでしょうか?
その目安のうちのひとつに、“足回りに指1本位入る”“お腹周りに指1本くらい入る”といった2つのポイントが挙げられます。
このくらいのサイズは緩いのではないかと考える人も多いのですが、実はこれがピッタリサイズなのです。
試着や体験をしてみた際に一度試してみて、ピッタリだと感じるサイズを選択するのがいいでしょう。
また、通販で購入する場合や店頭にお試し版がないといった場合は、あらかじめワンちゃんのサイズを測っておくことをおすすめします。
商品紹介のサイトには必ずサイズが載っているので、自分のワンちゃんにぴったり合うサイズなのかをよく確認し、購入するといいでしょう。

犬に合うタイプ(ベルト型・履かせる型・テープ型)を選ぶ

オムツにはさまざまな種類があるのをご存知でしょうか?
オムツには見た目といった種類だけでなく、大きく分けて3つの種類が存在します。
まずはベルトのように履かせることができるベルト型、そして人間のオムツのように履かせることができる履かせる型、そしてテープを使用しているテープ型があります。
例えばテープによるかぶれを起こしやすいといったワンちゃんにテープ型のオムツを与えてしまうと、テープによってかぶれが生じてしまいます。
また、ベルトが苦手なワンちゃんや、履かせる型がうまくフィットしないワンちゃんもいます。
そこで大事なのが、自分のワンちゃんに合ったものを選択することなのです。
合わないものを使うと、どうしても荒れてしまうので注意です。

犬のおむつかぶれの予防方法5・おしりやお腹まわりをキレイに洗いましょう

みなさん、ワンちゃんのお腹周りやお尻周りは丁寧に洗っているでしょうか?
顔や手足を洗うことにばかり目がいってしまって、なかなか丁寧に洗うことができていないと言った人も多いのではないでしょうか。
ですが実はそれがかぶれの原因となってしまうのです。
ご存知の通り、尿には多くの細菌や雑菌が存在します。
そういった菌は水洗いだけではなかなか落とすことができないのです。
人間と同じように、念入りに汚れを落としてあげる必要があるのです。
お尻周りは特に念入りに洗浄して、清潔な状態を保ってあげることによってオムツによるかぶれを防ぐことができますよ。
意外と見落としがちな場所ですが、風呂の際には丁寧にケアしてあげるようにしましょう。

うんちが付いている場合はぬるま湯で洗い流す

ワンちゃんも、ふとした瞬間にオムツにウンチがついてしまうことがあります。
これは液体上の緩いウンチだった時によく起こりやすいのですが、実はこれもかぶれの原因となってしまうのです。
人間だったらすぐに気づき、取り除くことができるのですがワンちゃんは自分で自分のオムツについてしまったウンチを取り払うことができません。
飼い主さんの中にはワンちゃんのオムツにウンチがついている状態に気づくことなく、気がついた時にはすでにかぶれてしまっていたなんて人も少なくありません。
ワンちゃんから何かしらの情報を手に入れることができなければ、なかなか気付きずらいことですよね。
もしウンチがついてしまったときは、優しくぬるま湯で洗い流しましょう。

拭き取りシートやタオルで拭き取った後はドライヤーでしっかり乾かす

拭き取りシートやタオルで汚れを拭き取ったからもう大丈夫だ、と安心するのにはまだ早いです。
そのままの状態でオムツをつけてしまうと、湿気でかぶれてしまう可能性があります。
みなさんも、シャンプーをした後の髪の毛はしっかりドライヤーで乾かしてから眠りますよね。
当たり前ですが、そのままの状態で寝てしまうと布団がカビてしまったり髪に雑菌が繁殖しやすくなってしまいます。
ワンちゃんも同様で、そのままの状態でオムツをつけてしまうとかえって逆効果となってしまうのです。
拭き取ったからもう大丈夫なのだと安心するのではなく、最後までドライヤーを使ってしっかりと乾かしてあげましょう。
かぶれを防ぐためには、この手順が必須となってきます。

犬のおむつかぶれの予防方法6・消化吸収のよいフードに変えてみる

オムツによるかぶれを防ぐための意外な方法のうちのひとつに、消化吸収の良いフードに変えてあげることが挙げられます。
一見オムツかぶれとは何の関係もないようにも思われるのですが、実はとっても重要な要素のうちのひとつなのです。
腸内環境を整えてあげることによって、消化吸収がスムーズに行われるようになります。
よくウンチの状態を見ることでそのワンちゃんの健康状態がわかるのだと言われていますが、まさにこの通りなのです。
水分量の多いウンチが続いてしまうと、汚れを拭き取ることが難しくなり、拭き残しからかぶれてしまう可能性があるのです。
そのため、食生活をしっかりと整えてあげると、かぶれ予防をすることもできてしまうのです。

消化のよいフードへの変更を検討する

では、具体的にどのようなフードを選んであげるとより良い効果を実感できるのでしょうか?
効果があると考えられているうちのひとつが、消化の良いフードです。
消化の悪いフードを食べ続けることによって、ワンちゃんの腸内環境は悪化してしまいます。
それだけではなく、消化の悪いフードは病気を引き起こしてしまう可能性もあるので注意しなければなりません。
ワンちゃんの体内環境をより良いものにするためには、消化のいい食べ物を与えてあげる必要があります。
具体的には、肉類や鳥のささみ、サーモンやキャベツ、白菜、りんご、山芋などが挙げられます。
中には消化の良いドックフードも売られているので、自分のワンちゃんに合ったものを試してみてください。

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腸内環境を整えるフードへの変更を検討する

消化の良いフードの検討と同時に、腸内環境を整えるフードも検討してみることをおすすめします。
近年の研究では、腸内環境を整えることによって健康になれるといった結果が数多く発表されています。
ワンちゃんも人間同様に、腸内環境を整えてあげる必要があります。
食物繊維を積極的に摂取することによって腸内環境はより良いものへと変化していくのです。
具体的には、キャベツやリンゴといった食物繊維を多く含む食べ物から、納豆をはじめとした発酵食品、さらには水溶性食物繊維だけでなくミネラルもしっかりと摂取することができる海藻類もおすすめの食べ物として挙げられます。
このような食品は、人間の食生活でも重要な食べ物だと言われています。

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犬のおむつかぶれの予防方法7・トイレトレーニングのやり直しを検討する

どうしてもオムツでかぶれてしまうといった場合は、トイレトレーニングをやり直してみることを検討してみても良いかもしれません。
そもそもオムツは、人間が人工的に開発したトイレ補助用具であり、自然で生きていたワンちゃんにとっては慣れない道具なのです。
そのためオムツに頼りきってしまうことで排泄能力が衰えてしまい、オムツを外した状態ではまともにトイレをすることができなくなってしまったり、トイレトレーニングがうまくいかなくなってしまうこともあるのです。
ですので今オムツに頼りきってしまっているといった人は、一度オムツを手放した状態でのトイレトレーニングを検討してみてはいかがでしょうか。
自立するためには必要な能力となってきます。

健康な犬や仔犬ならトイトレをしっかり行いおむつは使用しない

そもそも健康である仔犬や犬ならば、オムツを着用する必要性自体があまりないのかもしれません。
むしろオムツを普段からつけることによって、自分でトイレをするといった能力が衰えてしまう可能性があるのです。
確かにトイレトレーニングは面倒ですし、手間もかかってしまうのでなるべく避けたいといった人も多いかもしれません。
ですが一度トイレトレーニングを身につけさえすれば、あとはワンちゃんが自分でトイレをしてくれるようになるのです。
それだけではなく、今までオムツにかけていた時間やお金から解放されるので、コストの削減にもつながるのです。
オムツを手放すことができれば、かぶれて炎症を起こしてしまう心配も手放すことができますよ。

犬のトイレトレーニングのやり直し!トイトレのコツや教え方/しつけ直しの方法

犬のおむつかぶれの予防方法7・散歩の回数を増やしてみる

意外に思われるかもしれませんが、散歩の回数を増やしてあげることはオムツかぶれの予防に効果的な方法だと言われています。
一見関係のないように思われますが、実は最も手軽にオムツかぶれを防ぐことができる効果的な方法なのです。
みなさんは、汗をかいて運動したあとはすっきりとしたといった経験をしたことがあるのではないでしょうか?
家にこもってじっとしていると、だんだんとオムツに湿気が溜まってしまいムレやかぶれの原因となってしまうのです。
外に出て汗をかき、濡れた部分や汚れてしまった場所をしっかりと拭き取ってあげることで清潔な状態を保つことができるのです。
汗をかくことで代謝が上がり、健康にも良いので一石二鳥なのです。

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犬のおむつかぶれの対策や予防法のまとめ

このように、オムツかぶれを防止するためにはさまざまな方法が存在します。
今までオムツに頼りきってしまっていたといった人は、1度オムツを手放して、トイレトレーニングをし直してみることを検討してみるのはいかがでしょうか?
オムツにかかっていた時間やお金から解放されることができるので、是非試してみてください。
また、一見関係のないように思われがちな腸内環境も重要な要素のうちのひとつとなっています。
適当に済ませてしまいがちな食事ですが、きちんと整えてあげて、消化にいいものを与えてあげることでより効果が実感できますよ。
ワンちゃんも人間同様に、食生活や運動生活を整えてあげることによって健康的な生活を送ることができるのです。

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